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HOME診断別・年齢別の特徴まとめASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群、広汎性発達障害)

ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群、広汎性発達障害)

ASDとは、発達障害の一種です。特性として、「コミュニケーション」「行動」「感覚」の特異性があげられます。

ASDの特性

コミュニケーション」の特異性 
コミュニケーションのとり方や人との距離感について「ちょうどいい頃合い」の感覚が人とは異なります。

  • 人とのお喋りが大好きだったり、逆に極端に静かだったり…
  • 他人に共感しすぎたり、逆に興味関心が極端に低かったり…
  • 相手の目を凝視したり、逆に視線がまったくあわなかったり…

「行動」の特異性 
同じこと、繰り返されることが好きで、不規則だったり曖昧なことが苦手な人が多いです。

  • おもちゃを一列に並べる
  • CMのフレーズなどを繰り返し話す
  • 道順や予定の変更などが苦手
  • 活動の切り替えが辛い
  • 規律やルールを厳守し、場合によっては柔軟性に欠ける
  • ルーティンを好む

「感覚」の特異性
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚など…さまざまな感覚が敏感あるいは鈍感

  • 騒がしい場所が極端に苦手だったり…
  • 心身の痛みや不調に対して過敏だったり鈍感だったり…
  • 特定の匂いが苦手だったり…
  • 食べ物の好き嫌いが激しかったり…
  • 手触りにこだわりがあり、特定の素材の洋服しか着られなかったり…
  • 水に触れるのが好きだったり、極端に苦手だったり…

ASDに関するデータ

最新の研究では、ASDは約100人に1人いると報告されています。

また、男性の方が多く、女性よりも約4倍の発生頻度といわれています(※ただし、女性の方が特性が見えづらく、過小評価されているされている可能性もあります)

【参考】厚生労働省 自閉症について

ASDの人のための心得

ASDは生まれながらの障害で、現代の医学では根本的な原因を治療することはできません。

ですが、必要なサポートを求めながら特性を個性や強みに変えたり、困り感を軽減させていくことは可能です。そのための心得を4つご紹介します。

「視覚化」「具体的」「肯定的」「段階的」を意識してみよう

ASDの方にとって”理解しやすい情報の形”というものがあります。混乱したときには、周囲の人に協力をしてもらいながら情報をインプットしやすい形に変換しましょう。

具体例をあげていきます。

視覚化

  • 言葉での質問に答えるのは苦手なので、メモに書いて渡してもらうようにする
  • 授業の話を聞いて理解するのは難しいので、教科書を使って予習をしてから授業に臨む

具体的
「きちんとする」「やさしい色」というような曖昧な表現が理解しづらいときは、「具体的にはどうすればいいですか?」「例えばどんなものですか?」と質問をする。

肯定的
「ふざけない」といったような「~しない」という禁止表現では何を求められているかわからないときには、「具体的にはどうすればいいですか?」と質問する。

※※なお、できれば相手に丸投げするのではなく「●●をすればよいのですか?」という風に自分の考え述べてからを相談できるようになると、判断力がアップします。

段階的

  • 「1年後の受験に向けて準備する」だと難しいので、「中間テストで○点とる」「夏休みの課題をすべて提出する」というように、ゴールまでの中間目標を設定する
  • 一度にたくさんの指示をされて混乱したときには、相手にそのことを伝えてまず何をすればいいかを確認する。
自分のことを伝える練習をしよう

自分自身の感覚はその人だけのものであり、他の人がすべてを理解することはできません。

特にASDの人特有の物事の見え方・考え方は、発達障害でない人(定型発達と呼びます)の人にとって、なかなか理解がしづらい部分があります。

自分はどんなことが好きで、安心できるのか。どんなことが苦手で、どんな配慮をしてもらえると助かるのか。お医者さんや心理士さんなど、専門家の意見を聞きながら自分の気持を棚卸しする練習をしたり、説明のためのシートを用意できるとよいでしょう。

【参考】NHK 発達障害 困りごとの“トリセツ”

リラックスできること・楽しめることを見つけよう

ASDの方は、疲れやすかったり、休憩することが苦手だったりする人が多いです。そこで、上手にリラックスできる方法を探しておきましょう。

  • どうしようもなくイライラして、パニックを起こしそうになったときには、人のいない場所に移動する
  • 寝る前には大好きな電車の図鑑を15分見る
信頼できる相談先を見つけよう

どうすれば自分自身の強みや個性を活かせるのか?どうしたら困りごとや悩みを解消できるのか?

発達障害のある・なしに関わらず、自分一人でなにかを解決することは難しいです。上手に人に頼る力をつけるためにも、信頼できる人に相談するスキルを身につけていきましょう。

親御さんや担任の先生など、身近な人に相談しづらい場合は、学校のスクールカウンセラーの先生に相談してみることをおすすめします。

※近くに相談先できる人がいない場合は…
24時間子供SOSダイヤル ☎0120-0-78310文部科学省HPより)

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