TEENS

発達障害のある小中高生向け 放課後等デイサービス
MENU
HOME診断別・年齢別の特徴まとめASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)

ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)

子どものASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)についての解説ページです。大人のASDについては当社大人向けサービスのウェブサイトblank をご覧ください。

ASD 主な特徴 チェックリスト

ASD

  • 嘘がつけない正直者。”空気の読めない”、場にそぐわないような発言をしてしまうことが多い。
  • 好きなことはとことん突き詰める。逆に興味のないことは全くの無関心になる。
  • 寡黙。考えを表に出すことが苦手で、意図のない”おしゃべり”を嫌う。
  • 多弁。人見知りせず、相手を選ばずに自分のペースで話をしていく。

このように一見矛盾する特徴が挙げられる(ASDでも寡黙なお子様もいれば多弁なお子様もいる)のが発達障害の特徴です。すべてに当てはまるお子様はまずいません。チェックリストの一部に当てはまることが一般的です。あえて共通点をあげると、ASDのお子様は、コミュニケーション能力や社会性、想像性が多くのお子様と異なり、”変わっている”と思われることが多いというまとめ方となります。

ここがポイント

①自分の世界と他人の世界の境界(ニュートラルゾーン)がわかりにくい

ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)には、おしゃべりが好きな人も苦手な人もいます。話す量自体は一般的でも独特な話し方をする人もいますし、”空気の読めない発言”をしてしまう人もいます。これらは一見全く違う特徴のように思えるかもしれません。しかし自分の世界と他人の世界の境界線が見えづらく、どの程度自分を主張するか、相手の事情を勘案するかなどがわからないという点では共通した苦手事項と言えます。”ニュートラルゾーン”といわれる適度な距離感が人間関係で取りづらいのがASDの根っこの特徴であるわけです。

②こだわりが強いは長所にも短所にもなりえる

infants_interestASDのポイントの2つ目は”こだわり”です。こだわりは仕事で優秀な成果を上げる人にも共通してみられる点ですので、積極的に褒められる特性でもあります。

しかし、他の人に悪影響を与えない程度のこだわりが望まれます。いつもいつもこだわりが強いと、単なる”わがまま”となり集団になじみづらくなります。このため、ある程度はこだわりをコントロールする必要があります。以下、こだわりが強い場合の対応法のポイントです。

  • こだわりを上手に活かし、本人の自尊心を高める。
  • 本人の興味に沿った話題でコミュニケーション力を培う。
  • こだわりタイプのお子様は過剰な関わりを嫌う事が多いため、さっぱりとしたコミュニケーションをとる。

なお、話かけても無視しているように見えることがあるかと思いますが、単純に耳に入っていない場合が多いようです。そのため、「話しますよ」と声をかけるなど注意を向けさせてから話し始めましょう。また、お子様同士の遊びはごっこ遊びやルールが不明瞭なものは避けましょう。一緒にテレビをみる、同じ空間で個別にパズルやブロック遊びをするなどの平行遊びがお勧めです。

③感覚への鋭敏さ・鈍感さは周囲が気づきづらい

主にASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)のお子様は、音や光、肌触り、歯ごたえなどの感覚(刺激)に鋭敏だったり、鈍感だったりします。ある特定の音が怖くてどうしても特定の場所に行けない、乗り物に乗れないということもありますし、味や食感が鋭敏で特定の食べ物しか受け付けないお子様もいます。

例えば指いじりがやめられないお子様のケースを考えましょう。不安になった場合や、単に手持無沙汰で刺激が欲しくて、好きな感覚・落ち着く刺激であるゆびいじりが非常に強い癖になったのだと思われます。この場合は指いじりをやめさせるのではなく代わりになる行動を教えることが有効です。イボイボのついたボールなど、刺激になるもたせてあげるなどが考えられます。

感覚過敏・鈍麻は特に小さいうちはお子様が自分で言葉として違和感を訴えられず、周囲は戸惑うケースが多いです。育てづらいと思われたら、感覚にも着目することをお勧めします。

ASDの歴史 自閉症スペクトラムに診断名は統合

現在はASDの傾向のある方は”自閉症スペクトラム障害(症)” と呼ばれます。 ほんの数年前まではASDも様々な診断名が”乱立”していました。例えば、重度の知的障害を伴うカナー症候群、知的障害を伴わないアスペルガー症候群、高機能自閉症などです。しかしこれらを明確に区別することは難しかったためASD(自閉症スペクトラム障害)に一本化して統合されています。

ただし、アスペルガー症候群の認知度が高いため、本ページ・サイトでは自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群と両方の呼び名を併記していますし、医療や福祉・教育の現場でもまだ様々な診断名が使われているようです。

このほか「子どもの発達障害」に関連する様々な具体的な制度・支援策をまとめています。それぞれのページをご確認下さい。

  • 発達障害の割合については国内外のデータをまとめた統計データのページをご覧ください。
  • 発達障害児に関係する福祉制度(障害者手帳・受給者証)についてまとめています。
  • TEENSの対象年齢である、小学生中学生高校生の発達障害児に見られやすい特徴や、成長段階に応じての変化・対応などをお伝えします。
  • また乳幼児期についてや大学生の発達障害についてもまとめています。大人の発達障害については当社の就労移行支援・ガクプロについてのウェブサイトをご覧ください。
ページトップへ