発達障害のあるお子様向け キャリアデザイン教育
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【Youtubeライブレポート】発達障害の子の中学受験 ~4月から私立中学も対象に!合理的配慮義務化の影響は?~

2024年2月22日(木)に放送した「発達障害の子の中学受験 ~4月から私立中学も対象に!合理的配慮義務化の影響は?~」

実際にこの冬に中学受験をしたティーンズ生の例も取り上げながら、基礎知識から合理的配慮、学校選びについてご紹介します。

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まずは中学受験の基礎知識!

ティーンズ北浦和の児童発達支援管理責任者で中学受験塾の講師だった森谷から、中学受験の基礎知識についておさらいです。

中学受験は小学校で習う範囲から出題されますが、実際には応用問題が多く早めから練習することが求められます。そのため小学4年生ごろから塾に通って準備を始める人が多いです。塾に通うと特に小学5年生・6年生はお月謝が高くつくこともあるようです。

中学受験をすることのメリットは、高校も同じ環境で安心して通えることや、自分に合った学校を選ぶことができる点です。一方で受験勉強や学費の面では負担が大きくなります。

中学受験も合理的配慮は申請できる?

では中学受験でも合理的配慮は申請できるのでしょうか?

※合理的配慮について知りたい方は、【図表でわかる!】発達障害 × 合理的配慮をお読みください!

中学受験でも合理的配慮を受けることは可能です。

例えば時間の延長、拡大コピー、別室受験など、発達障害の特性に応じて配慮を受けることができます。ただし事前に申請が必要ですし、申請が通るとも限りません。また、合理的配慮を受けるには本人の特性理解が必要です。

ティーンズ生の中学受験体験談

実際に中学受験をしたティーンズ生のお母さまに登壇いただき、体験談をお話しいただきました。

  • Kさん(特別支援学級所属 男の子 LD・感覚過敏)
    • 私立の中等部(フリースクール)に合格🌸
    • 公立に進学予定だったが合理的配慮が期待できず、小6の11月に私立中学の受験を決意。
    • ①特別支援学級だが受験できそうか、②通い続けられそうか の二軸で学校選び。お子さんもプログラミングなどを学べることを知って前向きに。
    • 個別面談で発達障害の特性について事前に相談。特性のあるお子さんが多く理解のある学校だということが分かり、安心して受験できた。
  • Iさん(男の子 ADHD・LD)
    • 私立中学校に合格🌸
    • 友達の学園祭に行って、小6の10月に私立中学の受験を決意。
    • 友達の通っていた学校と、お子さんの気に入った学校の2校を受験。面接練習や自己PRはお母さま中心で伴走し、5回目の受験でついに合格!
    • 個別面談で発達障害の特性について事前に相談、「いっぱいいるので大丈夫ですよ」と言ってもらえた。お子さんに合う学校=似たようなタイプのお子さんが集まる学校 なのかもしれません。

発達障害のお子さんにおすすめの中学校

首都圏にある294校も私立中学校から、発達障害のお子さんにおすすめの学校をいくつかご紹介します。

学校を選ぶうえでのポイントは以下のようなものがあげられます。

  • 面倒見の良さ(キリスト教系、少人数制、先生のタイプ など)
  • 学習スタイル(タブレットの活用、プレゼンが多い、グループワークが多い、じっくり学習 など)
  • 入試スタイル(独自の試験 など)
  • 校風(女子校・男子校・共学、自由、カッチリ など)

中学受験で勉強を頑張っても、入った後につらい思いをしてしまっては失敗体験となってしまうかもしれません。学習のレベルを高く求めすぎず、お子さんがなじめる環境かどうかを見極めることが大切です。

また、中学校は少人数制でも、高校から外部生が入ってきて雰囲気が大きく変わる可能性もあります。高校の雰囲気も含めて事前に確認できると良いでしょう。

ティーンズでの中学受験対策!

放課後等デイサービスティーンズに通うお子さんの約1/4は、中学受験をして私立中学校に進学しています。塾ではないティーンズだからこそ、お子さんの特性を理解して中学受験のサポートも行っています。

  • 面接対策…お子さんの良いところをポジティブにフィードバック。お子様にとって分かりやすい形でアドバイスします。
  • 学習サポート…特に学習の計画や習慣化の面でサポートします。
  • メンタルケア…受験勉強で疲れた心を癒すために、スタッフとの面談をするお子さんもいます。
  • 進路相談…保護者面談などの機会に、進路の相談をお受けすることもできます。

 

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