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神奈川県横浜市 「岩谷学園高等専修学校」| 発達障害に理解のある学校 インタビュー特集 vol.005


「特性の凸凹を理解できる学校に進学したいけど、情報がない…」とお困りの発達凸凹キッズとその保護者のために、TEENSがおすすめしたい学校情報をお届けします!

Vol.005は神奈川県横浜市 「岩谷学園高等専修学校」の先生方にお話を伺いました!

  • 岩谷学園高等専修学校 副校長 志村先生
  • 岩谷学園グループ内 就労移行支援事所 Iビリーブ 甲方所長

校舎のイラスト 岩谷学園高等専修学校

チェックボックスのイラスト(赤)就労支援専門の事業所がある!高校在籍時から卒業後まで、手厚いサポートを徹底
チェックボックスのイラスト(赤)得意を伸ばし苦手を補う「アップルーム」

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学校名 岩谷学園高等専修学校
所在地 神奈川県横浜市
形態 高等専修学校
入試 推薦入試(面接、基礎学力テスト)
ウェブサイト https://www.iwatani-e-school.ac.jp/
就労支援専門の事業所がある!高校在籍時から卒業後まで、手厚いサポートを徹底

左からTEENSスタッフ鈴木・志村先生・甲方所長・TEENSスタッフ出納

――――今回は岩谷学園高等専修学校の志村先生と岩谷学園グループ内の就労移行支援事所Iビリーブの甲方所長にお話しをお伺いしたいと思います。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

志村先生・甲方所長 よろしくお願いいたします。

――――早速ですが…岩谷学園高等専修学校とIビリーブについてまず簡単にご紹介いただけますか?

志村先生 それではまず岩谷学園高等専修学校から。まず、高等専修学校とはみなさん聞きなれない方も多いと思いますが、職業若しくは実際生活に必要な能力を育成し、キャリア教育に重点を置く学校です。本校はメディア情報科があり、簿記やパソコンの専門教科と一般教科を学習します。技能連携制度も取り入れていますので、高卒資格も取得できます。

――――まさに、自立の力を育むための学校ですね…!

志村先生 そうなんです。卒業後は、大学や専門学校に進学する生徒もいますし、就職する方もいます。就職先としては一般枠もあれば障害者枠を選ぶ生徒もいますね。最近では、「サポートを受けながら働きたい」というニーズも増えてきて、私たち教員だけでは十分な対応が難しくなってきたので、学校法人の中に就労移行支援事業所 Iビリーブを2018年4月に開設しました。

――――就労移行支援事業所 Iビリーブにはどんな特徴があるのでしょうか?

甲方所長 ここは、岩谷学園の進路担当の先生方と相談しながら作っていった就労支援事業所なんです。ここの職員は、岩谷学園高等専修学校の在校生の進路指導にも関わったり、先生や保護者向けの勉強会もひらいているんです。つまり卒業後、見知った人の近くで安心して就労訓練を受けられる、という環境が確保されるのです。卒業後ももう少し時間をかけて、各々の特性が生きるような支援をできるような形をつくりたい、という願いから生まれた就労支援事業所なんです。

―――卒業後も知っている人に継続してみてもらえるというというのはすごく安心できますね。

志村先生 就職、進学した後の受け皿であることも大きなポイントです。特性があっても学力的には何の問題もなく大学・専門学校に行かれる方はいますよね。ただ、どうしても就職活動では躓いてしまうので。卒業した後も、困ったときに頼れるような場所を作ろうという思いもありました。

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