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発達障害のあるお子様向け キャリアデザイン教育
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神奈川県横浜市 「岩谷学園高等専修学校」| 発達障害に理解のある学校 インタビュー特集 vol.005

 

保護者へのサポートも充実年6回の面談や濃密なカウンセリング

志村先生 卒業後に関しては、進学が半数ないしはやや多めです。 就職も一般就職か手帳を使った就職を選ばれる方がいます。それぞれ、 1年生の頃から先に保護者様と話し合いを重ね、ご本人の適性に合わせて選んでいます。なので面談を数多く行っています。

――――年に何回ぐらい行っているのでしょうか

志村先生 公式面談は最低6回です。

――――6回はなかなかすごいですね

志村先生 そうですね。 保護者様と生徒も含めて。あと一番大事にしているのは、夏休みに1人1時間のカウンセリング面談を担任が行なっています。先生たちには、生徒の人生に興味を持ってください、その生徒が、 幼稚園から小中学校と どのように過ごしてきたのか じっくりと聞いてくださいと、私からはお伝えしています。

そのカウンセリングの中では、先の見通しを持つという意味合いを込めて進路の話も出していきます。進学に興味のある方は、1年生の夏からオープンキャンパスに参加したりだとか…でも、 一人で行きなさいと言っても絶対に行かれないですから。 教員がある程度引率もしています。

甲方所長 そして就職希望の方に関しては、学園の中にキャリアセンターという部門がありますので、早期から企業さんの見学をされています。 またIビリーブができましたので、 そこでも早い段階でのご相談と見学を実施できるようになりました。

あとは年に3回保護者の方を対象にした勉強会も行っています。生徒さん向けにも進路ガイダンスを行い、一般枠での就職や手帳での就職の違いなど、基本的な説明もしています。

志村先生 あと、卒業生にも来ていただいて企業での体験談 を聞く機会もありますね。もっと勉強しておけばよかったと先輩が語ることも多いです。

――――色々な角度から、自分の将来について考える機会があるのですね。最後になりますが、 今後どのような方に岩谷学園高等専修学校に来ていただきたいかと、メッセージがあればお願いします。

志村先生 楽しい高校生活を送りたいという方は大歓迎です。苦労されてる方がほとんどですので安心して入学してくださいということをお伝えしたいです。

甲方所長 僕からは、今後どこへ行っていいかわからない、 上手くいくかどうかわからない という方には向いている学校だと思います。 ここへ来てからいろいろと考える 、それでもいいんだよ、と。時間を使って安心して考えられる 、ゆったりと時間が流れていくのは本校の魅力だと思います。

――――高校進学に不安のある子にも、安心して過ごせる環境が整っていますね。本日はどうもありがとうございました。

 

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teens@teensmoon.com (学校インタビュー担当 宛)

 

*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます

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