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発達障害のあるお子様向け キャリアデザイン教育
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元日YouTube配信「発達障害・ニューロダイバーシティ~これまでの20年~」2023年12月号

1.第10拠点「ティーンズ溝の口」をオープンしました

この度、2023年12月1日(金)より第10拠点、「ティーンズ溝の口」を開所致しました。
小学生から高校生まで様々なお子様がご利用を開始されています。

ティーンズ溝の口では、引き続きご利用者様を募集しております。
12月中も説明会や体験会を実施していますので、是非一度ティーンズ溝の口をご見学にいらしてください。

説明会&体験会はこちら
放課後等デイサービスの詳細はこちら

2.元日YouTube配信「発達障害・ニューロダイバーシティ~これまでの20年~」

2024年は発達障害者支援法の制定から20年。

これを受けて、ニューロダイバーシティサミット2024では、「これまでの20年、これからの20年」について1年をかけて取り組みます。
最初のイベントとなる元日企画(2024.1.1)では、発達障害者支援法制定にまつわる物語を中心に、この20年ほどで発達障害に関する環境がどう変わってきたのかを連続講義で振り返ります。

2024年1月1日(月祝)9:00~17:00 オンライン開催(参加無料)
元日YouTube配信のご視聴はこちら(※見逃し配信あり)
イベント特設サイトはこちら

3.開催レポート|お仕事体験SP「農家のお仕事を知ろう」

ティーンズ新宿・三鷹合同祝日イベントとして、実際の農家を訪問しお仕事の体験学習を行いました。

今回のイベントでは三鷹市の冨澤ファーム様にご協力いただき、農家の仕事についてのご講義を受け、ピーマンと唐辛子の収穫に取り組みました。

細かい作業が苦手なお子さんも、何度か失敗したのちにコツをつかみ、意欲的に収穫に取り組まれました。
中には将来的に農業系の進路を考えているお子さんもいらっしゃり、「仕事内容は好きだとわかったけど、予想以上に体力がいることもわかった」と、実際に体験したからこその感想も聞くことができました。

開催レポートに詳細をまとめましたので是非ご覧ください。

開催レポートはこちら

4.今月の公開保護者会「発達障害の子のお金の管理」

クリスマスやお正月が近づく中で、「計画的にお小遣いを使うことが難しい…」「お財布をよく失くしてしまう…」「アプリ課金のトラブルが心配…」など、お子様のお金の管理についてのお悩みは少なくないかもしれません。今回のセミナーでは、お小遣い管理のコツやトラブル回避のヒントを、ティーンズでの支援事例も交えながら、保護者の方と一緒に考えていきます。

2023年12月16日(土)10:30‐12:30 オンライン開催(参加無料)
公開保護者会のお申し込みはこちら
過去の公開保護者会はこどもミッテルにてご視聴いただけます(登録無料)

5.今月のQ&A<作文が書けない=学習障害?>

前回の公開保護者会「発達障害の子の宿題・テストが楽になる」でお寄せいただいたご質問を一部抜粋しお答えいたします。

<作文が書けない=学習障害?>
Q 小4のこだわりの強いASDです。他者意識、相手のことを考えてと言いすぎた結果、日記や書く課題、記述問題、作文において、「読み手を考えて書かなければならない。だから相手がつまらなかったり嫌がることは書きたくない、面白いことが思い浮かばないから書かない」と言って書けない。これも学習障害なのでしょうか?

A 確かに、学習障害の中には書字障害といって「書く」ことに困難を感じる症状を抱えている人もいます。今回のケースについて学習障害かどうかは医療機関ではないので断定できませんが、しかしご質問の内容だけお聞きすると、学習障害というよりはASDのこだわりの強さの特徴にも聞こえます。

仮に、記述以外の問題が書けているとするならば、書字の問題ではなくご本人のこだわりかもしれません。ASDの方の特徴の一つに「失敗への恐怖心が強い」というものがあります。ご本人は自分なりに頑張って書いてみたものの親御さんあるいは先生から「他者意識を持とう」であったり「相手のことを考えて」といったアドバイスを受け否定された気持ちになり「自分には出来ない」と強く思い込んでしまっているのではないでしょうか。

ASDの特徴には「感想を表現することが苦手」というものもあります。そもそも自分の気持ちを把握したり、相手の気持ちを類推するのにハードルが高く、ご本人には他者意識というものの想像がつかないのかもしれませんね。まずは起こった出来事のような事実ベースで書くところから始め、少しでも書けたら認めてあげるところからスタートしてみましょう。そしてご本人に質問をして、気持ちについてゆっくりと答えを引き出してみてはいかがでしょう。

その際にも「どう思いましたか?」というオープンクエスチョン(答えが何通りにもなってしまう聞き方)ではなく「嬉しかった?悲しかった?」のようなクローズドクエスチョン(選択肢から選べる聞き方)から始めるとご本人としても答えやすいでしょう。もちろん引き際も大事です! あまり質問が続くと尋問されているように感じ始めてしまいますからね。

少しずつでも書くことが出来れば、ご本人の中に「こう書けばいいのだ」と成功体験が積み重なっていき、ゆくゆくは自分の力で作文を書き切ることが出来るようになるかもしれません。それまでは親御さん、学校の先生、あるいはティーンズのような放課後等デイサービスなどの力を借りながら少しずつ進めていきましょう。

参考:【図表でわかる!】ASD(自閉スペクトラム症・アスペルガー)の特徴 | ASDって何?どんな困りごとがあるの?

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*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます

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