皆さん、こんにちは!ティーンズ新宿です。
今日は、現在ティーンズ新宿で公認心理師の心理実践実習に取り組んでいる、インターン生のKさんから、実習の振り返りを寄稿してもらいました。
大学院で学んでいるKさんが、現場での支援を通して感じたこと、気づいたことなど、貴重な体験談をぜひご覧ください!
こんにちは。早稲田大学大学院 教育学研究科 修士課程1年のKです。
公認心理師の心理実践実習の一環で、今年6月から毎週火曜日、「ティーンズ新宿」にてお世話になっています。
実習では、他のスタッフの方と同様に、毎回3~4人のお子さんの支援を担当しています。小学校1年生から高校3年生まで、年齢も支援の内容もさまざまですが、それぞれの特性に合わせながら、目標や課題に一緒に取り組んでいます。
実習を通して、机上では学べない「心理的支援とは何か」を、現場で実感をもって学んでいます。一言では言い表せませんが、個々の目標ややりたいことに対して、二人三脚で向き合う感覚が大事であることに気づき始めています。私は塾講師の経験があるため「先生からさせる」ことが多かった感覚が、ティーンズでは「自分からできる」を促すために「寄り添う」意識が高まったように思います。
例えばティーンズでの過ごし方は、お子さん自身と相談して決めるのですが、「宿題をやりたい」と希望するお子さんも多くいます。塾時代は教えることには慣れていますが、ティーンズでの支援は塾とはまた違った難しさがあります。
つい「教えすぎてしまったな」と反省することもありますが、そうした試行錯誤も含めて、大きなやりがいを感じています。
また、「宿題もやらなきゃいけないけど、動画も観たいし、ゲームもしたい…」というお子さんには、タイマーを使ったり、声をかけたりしながら、無理なく切り替えられるよう支援しています。自分のペースで過ごせるようサポートすることの大切さを、日々実感しています。
先日は、夏休みイベントの一つ「カラオケ大会」に参加しました。普段の支援とはかなり雰囲気が異なるため、最初は少し不安もありましたが、終わってみると「すごく楽しかった!」「歌いたい曲が歌えて満足!」という声がたくさん聞けて、安心しました。私自身も、普段とは違うお子さんたちの表情や一面を見ることができ、とても楽しいひとときを過ごすことができました。
ティーンズ新宿のスタッフの皆さんはとても親切で、困ったときにはすぐに声をかけてくださるので、安心して実習に取り組むことができています。お子さんたちも少しずつ名前を覚えてくれるようになり、毎週火曜日が楽しみになっています。そして何より、子どもたちの笑顔や一生懸命な姿にふれるたび、「この支援に関われていることがありがたいな」と感じています。
実習は9月までで終わりとなりましたが、今後も丁寧に、一人ひとりに寄り添った支援ができるよう、精一杯取り組んでまいります。
Kさん、実践的な学びについての貴重なレポートをありがとうございました!
「先生からさせる」から「自分からできるを促す」ための「寄り添う」支援という言葉は、私たちスタッフにとっても改めて大切にすべき視点だと気づかされました。
ティーンズ新宿では、これからも専門的な知見を持つインターン生やスタッフと協力し、質の高い支援を提供できるよう努めてまいります。
またティーンズで働きたい!インターンをしてみたい!という方はぜひこちらから応募お願いいたします。
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