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小説

2014年2月27日

TEENSスタッフの本多です。

今回は、大の電車好きのTEENSのお子様が執筆した小説の紹介です。
彼に影響されて、私も最近電車に興味を持ち始めております。。。

タイトルは「とある一日@総武快速線」

彼の地元は私の実家から数キロ離れたところということもあり、千葉の電車(総武線、京葉線、外房線、内房線)などの話でよく盛り上がっていたのだが、今回総武線を舞台に小説を書いてくれました。
内容は、中学生男女が、総武快速線始発電車で様々な会話を繰り広げるというもの。
ただし、その内容のほとんどが電車ネタ。。。
舞台を知っているとなかなか面白い。また、その作中には総武本線直通、佐倉行き、佐倉運輸区の車掌として「本多」が登場する。
彼の物語の中に、登場させてもらえるとは、、、プチ感動した瞬間でした。

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 千葉駅一番電車・480F横須賀線直通快速逗子行き。
「ご案内いたします。この電車は横須賀線直通、快速電車の逗子行きです。4時45分の発車です。あと3分ほどお待ちください」
「初めてだな、始発に乗るの」
松尾旭がいう。
「普通そうよ。だってこんな早い時間に乗る用なんかないんだもん」
————-略————-
…….また、駅構内には錦糸町電留線がありE217系が留置されている。発車メロディーは『Water Crown』であり、今回のたびで初めて余韻まで流れ旭は喜んでいた。ここでは花も少し驚いていた。錦糸町を出るといよいよ地下区間に入る。ここから新橋~品川間までずっと地下を走るのだ。馬喰町に到着した。馬喰町と新日本橋は、発車メロディーではなくベルが鳴らされる。馬喰町について、ドアが開く。そのとき花が笑い出した。
「どうした?」と旭が聞く。
「この言い方…。とても面白い!」花が言った。
「どこが?そもそも何が?」旭がたずねる。
「馬喰町~、馬喰町~、だって。『町』って言うときメッチャ下がってるじゃん。」と言いながら花は一人抱腹絶倒している。その光景を数少ない乗客たちが不思議そうに見ている。……

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