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朝日新聞に掲載 海外メディア「米・自閉症児の割合が2.2%に上昇」2015年12月号

  1. TEENS川崎 朝日新聞の神奈川県版に掲載
  2. TEENS川崎 順番待ちのお知らせ と TEENS新宿等での新規募集について
  3. 海外メディア 発達障害児関連の注目ニュース
  4. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします

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1. TEENS川崎 朝日新聞の神奈川県版に掲載

TEENS川崎のオープンが来月に迫りました。すでに満員のご予約を頂いています。今回朝日新聞の取材を受けました。現在TEENS横浜に通うお子様とご家族への取材も合わせて、発達障害*のあるお子様への支援の広がりについてまとめられています。紙面だけではなく、ウェブ版でも掲載されています。

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2. TEENS川崎 順番待ちのお知らせ と TEENS新宿等での新規募集について

来月(2016年1月)オープンするTEENS川崎。すでにほぼすべての曜日で待機状態になっています。今後利用説明会・体験セッションに参加される方はすぐのご利用が難しい可能性が高いですので、ご理解・ご了承いただけますと幸いです。

 

なお、TEENS横浜、TEENS御茶ノ水、TEENS新宿も、待機状態が続いています。ただし、今年度高校を卒業する方はTEENSの利用も終了となりますので、来春には各事業所に若干の空きが出ます。特にTEENS新宿については、高校3年生のご利用が多いため、今春に20人程度の空きが出る予定です。ご希望の方はこの機会にご利用説明会にお越しください。

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3. 海外メディア 発達障害児関連の注目ニュース

このコーナーでは海外メディアが伝えた子どもの発達障害に関する注目記事をセレクション。解説を交えてお伝えします。今回は『①なぜ、セサミストリートの自閉症のある新キャラクターは、女の子なのか?』、『②セレブでADHDの人たち』の2本です。

①自閉症の発症率 45人に一人に増加(米国)

CDC says 1 in 45 children diagnosed with autism spectrum disorder blank

米国政府のウェブサイトによる研究発表によると、これまで68人に一人(1.5%)と言われていた自閉症の発症率が、45人に一人(2.2%)と推定されるということです。公式発表ではなく研究成果としての発表のようですが、それでも政府のウェブサイトに掲載されていますので、信憑性が高いと理解してよいと思います。

この数字について、各メディアが報道をしていますが、一様に驚きはないようです。現場レベルでは自閉症など発達障害の比率が何パーセントかという議論はすでに終わりつつあり、かなりの多さであることは既に常識になり、議論の肝はどのように実行力のある対策を施していけるかになっているようです。

しかもこの記事でも書かれているように効果的なプログラムは既に開発されており、いかに早期に、そして継続して、プログラムを行えるか、またそのプログラムを行える人が特に教育機関に配置されるかが重要だということが強調されています。この辺りの議論のスピードや中身は日本も遅れを取っているようには思えず、あくまで主観ですが(行政機関が”怠惰”とも言える米国よりも)日本の方がむしろ進んでいる部分も多いと思います。

②自閉症児向けのサンタクロース

Children With Autism Get Special Santa Experience Thanks to Autism Speaks Program blank

毎年クリスマスが近づくとこの話題が出てきます。感覚過敏であることから、大音量の音楽が鳴り、かつ人込みの中で、ショッピングモールなどにいるサンタに会いたくても会えない自閉症のお子様向けに特別なサンタクロースが登場したという話題です。

メディアでは感覚過敏が自閉症の特徴としてわかりやすいのか、音や人混みが特に強調されますが、実はこの記事・動画をしっかりと確認すると、むしろそのようなことよりも、サンタクロース(の中の人)が、自閉症についてしっかりと教育を受けていて、一人一人にどのように対応すればよいかわかっていることのほうが大きいようです。

写真で取り上げている子については、ほとんどしゃべらないのでサンタは喋ることを強要しない、かつ、寝そべって目も合わせずでも一緒にいてあげることが重要だったらしく、その原則をしっかり守ったサンタクロースの対人力が賞賛されています。

①の記事とも重なりますが、発達障害の支援では当たり前になっているようなことでも、当たり前と思わず社会の各所に伝えていくことは重要だと改めて認識させられました。

4. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします

代表取締役の鈴木です。ニュースレターの登録時や説明会の申込みフォームなどでお寄せいただいたご質問、ご意見にTEENSスタッフ飯島と鈴木がお答えします。

未就学児の利用

Q1. 現在、年長の男児の母です。来年の就学後の児童デイを探してこちらに伺いました。利用説明会登録時に生年を答えるところは、2010年が無かったので空白にしております。

鈴木. TEENSという名前の通り、ティーンエイジャー=10代=小学校高学年~中高生を主なターゲットにしていますが、放課後等デイサービスですので、小学校1年生からご利用いただけます。例えば週末のプレティーンズや、平日の学習支援などです。今かなりの方が学齢期になった時に支援に引き続きつながれるように年中・年長の時から支援機関を探されているようです。当社も相当数の方がすでに年中・年長時代から待機のリストに入っていらっしゃいます。ご利用説明会は幼稚園・保育園の時からお申込みいただいて問題ございません。

普通級に通う子どもの放課後等デイサービス

Q2. 中学3年の息子。1年前に自閉症スペクトラム、アスペルガーのグレーゾーンと言われました。本人に自覚はなく、本人の希望で、普通高校を目指しています。興味のあることが見つからず、受験勉強もなかなか進みません。昨年は不登校の時期もありましたが、現在は登校しています。会話での違和感などはなく、他人に迷惑をかけないため、学校では親の不安はなかなか理解されません。これからの進路、こどもへのフォローなど、心配なことが山積みです。発達障害児の親の会ではグレーゾーンのこどもはおらず、進学等へのアドバイスは難しかったので、TEENSのHPを見つけて嬉しかったです。

鈴木. ご連絡ありがとうございます。当社は特別支援学校や支援級に通っている方も沢山いらっしゃいますが、過半数は普通級のお子さんです。年齢にもよるので一概には言えませんが、確かにグレーゾーンのお子さんにはフィットしたサービスなのだろうと思っています。

放課後等デイサービスの利用基準

Q3. 小学校1年生でアスペルガー症候群と診断されていますが、普通級に通っており障害者手帳等も保有しておりません。通所するにあたって、何か基準はありますか?

鈴木. 障害者手帳は不要です。診断があれば障害福祉サービス受給者証が手に入り、それを使って当社のような福祉サービスをご利用いただく形になります。ご利用の基準は厳格には設けていませんが、概ねプログラムごとにこういうお子さんだと効果が上がりやすいというのがウェブサイトに記載されています。ご参考にされてください。

TEENSの利用 週末だけは可能?

Q4. 小学校から不登校の軽度発達障害を持つ15歳の長男が高校認定試験に合格して現在自立に向けて模索してます。TEENSさんの週末のお仕事体験コースだけの利用を考えていますが、それは可能でしょうか?

鈴木. はい。もちろん可能です。ただし平日の学習支援と週末のお仕事体験の両方を活用いただくとお子様の多面的な部分が本当によくわかりますので、合わせてご利用いただきたいと思いますし、待機がある場合は両方とも使える方を優先させていただいている場合がありますのでご了承ください。

 

*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます

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