発達障害のあるお子様向け キャリアデザイン教育
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開催レポート | 6月イベント「進路研究会」を開催しました。

ティーンズ川崎 2024年7月11日

こんにちは!ティーンズ川崎です。
6月末に「みんなで考えよう!進路研究会!」を開催しました!

今回は<高校進学編>として、主に中学生のお子さんが自分の進路を考える機会として開催しました。計8人の参加でうち6名が中学生、2名は先輩として高校生のお子さん参加いただき、ご自身の進路選択や今の学校生活についてお話をいただきました。

まずはアイスブレイク!

アイスブレイクは、❶インディアンポーカー ❷理想の学校を考えよう の2つを実施しました。

インディアンポーカーは、4人チーム(計2チーム)で行い、数字を具体的に伝えたり、自分のカードを見ないでチーム内で情報を共有しながら、指定された数字に近づけゲームです。
初対面同士のお子さんもいましたが、「真ん中より少し低い!!」「バスケットのエースキャプテン!」「ラッキーな数字だよ!」など情報を積極的に伝える姿が多くみられ、全体の雰囲気も和やかになりました。

理想の学校を考えようでは、チームごとに進行役をたて、思いついたことをざっくばらんにあげていきました。
現在中学3年生のお子さんは間近に控えた高校選択に向け、より具体的に「こういう学校があればよいな」とイメージしながらたくさんアイディアを出してくれていました。

中学生「PCや携帯・ゲームの持ち込み可がいいな~」
高校生「実際にうちの学校は持ち込みは可だよ!」
中学生「マジで!!?」

と衝撃を受けていたお子さんも!
※その後、持ち込み可だが先生に預けなければいけないと知って少しテンションが下がっていました😅

各チームごとにでた意見を発表し、全体で共感している様子がみられました。

進路クイズ!

アイスブレイク後に進路に関する質問やクイズを行いました。

「高校進学したいと思う?」
「高校を卒業したら、進学したい?就職したい?」
「高校には必ず行かなくてはならない!〇か?×か?」

など、ご自身の現時点で考える将来についてを現段階で10段階で数値化をしてもらったり、一般的な知識問題など計10題出しました。

クイズのあいだも、意見や希望を活発に出してくれています!
特に印象的だったのは「高校卒業後の進路」について現時点では10段階で真ん中の5を指し示す方が多かったことです。高校は進学したいと思っているが、その後のことや具体的なことはまだイメージができていないお子さんも多くいらっしゃるようでした。焦らずじっくりとその後も見据えて考えていくことをお話しています。

チームごとにグループワーク

後半はグループワークで進路について考えていきました。

まずクイズの中でも説明のあった「どの種類の高校に行きたいと感じているか」を各自記入してもらいました。全日制をイメージするお子さんも多いですが、定時制、通信制、インクルーシブ校などなど様々な校種があることを知ったお子さんたち。
理想の学校でもお話があった「自分で好きな授業を選択できる」ということに関心のあるお子さんもいて、単位制の高校が良いと考えていました!

また自分が学校に求めることを順位づけしてもらいました。
項目は「進路、距離、校風、課題量、部活動、配慮」
お子さんによって、優先順位がくっきり分かれていました。

スタッフ「距離を重要視してるのね、ちなみに今中学校までは遠いと思っている?」
中学生「遠いと感じます!」
スタッフ「どのくらいの時間かかるの?」
中学生「10分くらい」
スタッフ「中学は最寄りの学校だったかもしれないけど、高校は電車に乗って少し離れたところにいくからもっとかかるケースが多いよ」
高校生「私は〇〇駅~〇〇駅でそこから歩くから、40分~50分くらい」
中学生「知らなかった・・・」

という会話もありました。
その後改めて聞いてみると、「30分くらいなら・・・」という発言もあり、実際に候補の学校に足を運んで確かめてみることも提案しています。

各自で順位付けをしたことをチーム・全体で共有してグループワークは終了となりました。

今回のイベントは進路について考える第一歩となりましたが、これからお子さんたちは自分で学校を調べて、見学に行って、どの学校に行くか決めていかなければなりません。
これからもティーンズの支援の中で、進路選択も伴走していきたいと思います。頑張ろう受験生🌸

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