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HOME発達障害 小中高生のための「合理的配慮」教室ADHDのハイパーくん 衝動的におしゃべりしたくなったときの3つの対策

ADHDのハイパーくん 衝動的におしゃべりしたくなったときの3つの対策

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第2回はADHDの子のために『話を聞いているときの集中の仕方』について紹介します。

発達凸凹 小中高生のための「合理的配慮」教室 一覧

月曜日の朝礼。校長先生の長~~~いお話にハイパー君はたいくつぎみ…。

 .。oO(毎週月曜の朝会、つまらないなあ。。校長先生いつも話が長いし、つまらないし、何の話しているのかよく分からないし。。。あっ、そういえば今日新しいくつはいてきたんだった!)

 ねえねぇこころちゃん、このくつ見て!敏足(ビンソク)っていうんだぜ!昨日買ってもらったんだけどかっこいいだろ?

え、、、う、うん、そうだね、、。

 なんだよ、このかっこよさが分からないのか?ねぇあかりちゃんはこのくつ知ってるだろ?はやってるやつなんだぜ。

ほんとだ~!かっこいい~!いいな~わたしもほしいな~!

 だろ!これはいてると走るのも速くなるんだぜ!いいだろ?

こら!ハイパー君!朝礼中なんだから静かに聞いていなさい!おしゃべり禁止!

 なんだよ!あかりちゃんも喋ってただろ!

お前が話しかけたからだろう!

 .。oO(…ちぇっ。つまんねーの。だってあんなに長い時間だまってなんていられないよ!)

朝礼中につい他のことをしゃべりたくなってしまうハイパー君。こんなときはどうすればいいの?

 あら、ハイパー君。なんだかプリプリしているわね。

 飯島先生!朝礼であかりちゃんとしゃべってたら、俺だけ怒られた!俺だって最初から話聞いてなかったわけじゃないのに…長すぎてがまんできなかっただけなんだ!

 なるほどねえ。ハイパー君は衝動性(しょうどうせい)があるから、思いついたことをすぐにお話ししたくなってしまったのかもね。

 う~~ん…それに、長い時間話を聞いてるとイライラしてきちゃうんだ…。飯島先生だって、校長先生の話つまんないって思うでしょ!?

 そうねえ…まあそれについては先生からは何とも言えないんだけど。。。

ハイパー君は集中するときはぐうっと集中できるけど、その分集中し続けられる時間が短くなりがちなんだよね。でもハイパー君が話しかけると他の人もおしゃべりしてしまうし、校長先生のお話を聞いている人の邪魔になってしまうよね。だから先生は怒ったのだと思うよ。

衝動性があり、集中力の持続が困難なハイパー君。朝礼を乗り切るためのアドバイス

 話しちゃダメなのはわかるんだけどさあ…時間がたつとそのきもちがうすれてきちゃうんだよなあ。

 なるほどね。なら、お友達にも「僕が朝礼中におしゃべりしたら”シー(静かに)”って言ってね」とお願いしておくと良いかもしれないわね。

 たしかに!シーって言われたら気づけるかも。でも、やっぱり長すぎるとイライラしてつらいかも…。

 そうねえ。そのイライラを、あばれたりするんじゃなくておしゃべりでまぎらわそうとしているのは本当にえらいわよね。

そうしたら、ちがう方法でイライラが解消できないかな? 肩を回してみるとか、深呼吸してみるとか、指回し運動をしてみるとか…。最低でも話をしている人、話を聞いている人の迷惑にならなければいいから、しずかにイライラを発散(はっさん)できる方法を探してみよう!

  うーん、いい方法があるといいけど…でもいきなりそんなにうまくいくかな?

 そうだね、いきなりは難しいかもしれないから、短い時間から練習していきましょうか最初は2分、それができたら3分、5分、、、と、静かにしている時間を少しずつ長くしていけるといいわね。あと先生には事前に、ハイパー君が集中して話を聞く練習をしていることを相談しておきましょう。事情がわかれば、たとえうまくいかないときがあってもきっと先生も怒ったりはしないから。

 1分ならできるかも!よっしゃゲームだと思ってやってみよう!

 ハイパー君は他の人よりも集中するためにたくさんのエネルギーを使うんだよね。いつもがんばっているのを飯島先生は知ってるよ。少しずつでいいから練習していこうね。

  • ポイント①周りの友達に協力してもらって、集中をとりもどそう!
  • ポイント②軽くからだを動かすなど、静かにできるストレス発散方法をさがそう!
  • ポイント③焦らず短い時間からスタートして、少しずつ集中できる時間を長くしていこう!

キーワード

衝動性
あまり深く考えずに行動にうつす特性のこと。年をとるにつれて落ち着く場合がある。

発達凸凹の子のためのサバイバル・ガイド 一覧

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保護者の方へ
このページでは、発達凸凹のある子どもたちが自分の特性を理解・受容した上で、どのように社会に対して権利主張をしたり合理的配慮を求めればよいかをご紹介しています。子どもたちが生活の中で困り感を感じることがあった際に、参考にしてください。

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