隔週金曜日にお送りしているティーンズの昼ライブ。テーマは「発達障害の子の高校卒業後の進路」です。今回は、就職や進学ではない第3の選択肢である『就労移行支援』や『自立訓練(生活訓練)』といった、高校卒業後に利用できる福祉サービスについてご紹介いたします。
ゲストは高校卒業後に就労移行支援や自立訓練を利用されているティーンズの卒業生やそのご家族!実際のサービス内容や活用方法についてお話を伺います!
2025年6月にオープン予定の『放課後等デイサービス ティーンズ柏』。
開所まで残り1カ月を切り、内装の準備をスタッフ一同で進めております。
5月中旬からは、いよいよ事業所現地での、保護者様向け説明会やプログラム体験会を開催予定です!
どうぞお気軽にお越しください!
ティーンズ柏のアクセスマップはこちら(PDFファイルが開きます)
ご利用説明会・体験会のお申込みはこちら(予約フォームに飛びます)
5月19日(月)のYouTube配信では、発達障害の診断を受けた現役教員・奥田雅史さんにゲストとしてご登壇いただきます。
なぜ教員という道を選んだのか?そして診断後も教職を続ける理由とは?
通常学級での支援の現状、合理的配慮、学校と福祉の連携について、当事者だからこそ語れるリアルな声をお届けします。
特別支援教育やニューロダイバーシティに関心のある方は必見です!ぜひご視聴ください!
5月、新年度・新学期が始まり、お子さまが新しい環境で頑張っている様子を、保護者の皆さまもさまざまな思いで見守っていらっしゃるのではないでしょうか。
そんなお子さまの頑張りを支える方法の一つとして、「合理的配慮」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないかと思います。
そこで今回は
Q. 「合理的配慮」って何? どのようにお願いすればいいの?
について、お答えしていきます!
A. 合理的配慮とは何か、という部分についてはこちらの<ブログ>をご覧ください!
自分からニーズを伝えたとしても、すべてが受け入れられるわけではありません。受け入れ側に「過重な負担」がない限りにおいて、配慮が認められるということになっています。
残念ながら、今でも「それは不平等では?」という誤解が、社会全体で拭えていません。合理的配慮とは、本来持っている実力を発揮できる仕組み・周囲と同じ土俵でチャレンジするためのサポートの形ですが、学校や職場に合理的配慮を求める際には、その結果で周囲と比較して「優位になる」わけではないことを、理解してもらう必要があるのです。
合理的配慮をお願いする形は、お子さまと特性・困り感によってそれぞれに異なり、画一的ではありません。ここではいくつか例をご紹介させていただきます。
・視覚や聴覚からの刺激に敏感で、集中を維持することが難しい
⇒パーテーションを机の周りに用意したり、テストは別室で受けられるようにしたりする。
・文字を書くことに難しさがあったり、周囲よりも時間がかかったりする
⇒タブレット(タイピング)で板書をとったり、写真を撮影したりする。
・結果の予測が難しい課題や、見通しの立たない内容に不安が強い
⇒学習グループを前半・後半に分けて、後半に参加する。前半の様子を見て、見通しがつくようにする。
合理的配慮は、お子さまが安心して力を発揮するための大切なサポートです。ご家庭でも、お子さまの「これがあったら上手くいくのに」という気持ちやつぶやきに、ぜひ耳を傾けていただけたらと思います。
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YouTubeでは、お昼のライブのアーカイブの他、オンラインプログラムのハイライト動画も見ることができます。コメントやいいね!など反応をいただけると嬉しいです!
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*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます