“発達障害*”にまつわる情報を3分程度で読める文章と1枚の図表にまとめてお届けします。

今回は「相手の反応、気になる？気にならない？」についてご紹介します。

▶図表でわかる！発達障害シリーズ一覧

人と話したときに疲れるのはどうしてだろう。

学校、友だち、アルバイト先……様々な空間で必ず他者とのやり取りが発生します。

人と話しているときや話した後に心がモヤッとすることはありませんか？

• 相手の言い方が冷たいなと感じた。嫌われているのかな。
• 自分の話した内容がまとまってなくて相手を困らせてしまったかも。
• 相手から言われた乱暴な一言が引っ掛かって頭から離れない。こっちは丁寧に話していたつもりだったんだけど……。

会話は一人ではできないもの。だからこそ「相手の反応」が悩みの原因になることはよくあります。

「相手の反応を気にする度」は人によって違うから……

同じような考え方、気持ちをもつ相手ならどんなに楽か！でも人はそれぞれ違うから会話も楽しいし、新しい発想も生まれます。

同じ空間で話をしても、人によって「相手の反応」が気になる度合いは異なるようです。

今回は相手の反応が気になる派・気にならない派に分けて考えてみましょう。

• 相手の反応が気になるあなたは気遣いが上手な反面、心が疲れてしまいやすいかも。苦手だなと思ったら距離を取る、相手の反応を全て自分のせいだと思わない心がけがポイントです。
• 相手の反応が気にならないあなたは自分の気持ちを大切にできる反面、相手を傷つけたときに気づきにくいかも。自分の意見を押し付けないこと、相手を否定する言葉を使わないように心がけがポイントです。

自分を知ることで、相手も笑顔になれる。

人と会話する場面、せっかくならお互いが楽しい気持ちになれると良いですね。

相手に配慮するにはまず自分のタイプを知ることが大切。あなたは図表のどちらのタイプですか？

 

※※図の使用について※※
発達障害啓発目的・非商用利用の場合に限り、引用・転載を許可します。その際には、引用元として本ページ名を明示してください。なお、著作権はTEENSが所有しており、図の二次利用・改変は禁止とします。商用利用を希望される場合は（teens@teensmoon.com）までご連絡ください。

＊発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます