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開催レポート | 「熱狂の2日間」ゲーム大会で育む社会性#ティーンズ本八幡 #開催レポート

ティーンズ本八幡 2025年12月2日

11月の第5週目となる週末、ティーンズ本八幡では「ルールを決めて、勝っても負けても楽しむ」をテーマに、特別イベントを実施いたしました。

熱戦!ポケモンカード大会✨~「なかよく」対戦を楽しむための工夫とは?~

普段ポケモンカードは「アプリ」で遊んでいるけれど紙のカードは初めてという子や、ルールに不安がある初心者のお子さんに対して、経験者のお子さんが「それは使えないよ」「こっちならできるよ」と、優しく教えてあげる姿が自然と生まれていました。
ある優勝候補のお子さんは、相手に合わせてあえてゆっくりプレイするなど、「相手を思いやる」高度な関わりを見せてくれました。

また、1戦目で「ルールが難しい」とリタイアしかけたお子さんが、休憩後に「もう一回やってみる」と自ら再挑戦を決意する場面も。スタッフのサポートを受けながら最後までやり遂げたその姿は、自信に満ちていました。

勝敗を超えた学び:大会で育まれた大切なスキル

デジタルゲーム特有のスピード感の中で試されるのは、「瞬時の判断力」「切り替えの早さ」です。 スマブラの乱闘では、自分が倒されてしまっても「うわー!やられた!」と明るく声を上げ、次のゲームでも勝つためにどうしたらよいのか、試行錯誤して取り組まれていました。

マリオカートでは、アイテムによる運要素で順位が大きく入れ替わります。 下位になってしまっても「まだ終わってない!」と最後まで諦めずにゴールを目指す姿勢や、お互いに「ナイス!」「ドンマイ!」と応援をされる姿が見られました。

また、特に大切なのが「お互いに気持ちよくいるためのルール」です。 熱中するとつい暴言が出てしまったり、応援しているからこそ「こうした方がいい」などの指示をしてしまったりしますが、先んじて自分たちでルールを決めておくことで、しっかりと実践することができていました。

参加者からの声

少し照れくさそうに、でも誇らしげに賞状を受け取る子どもたち。 そして何より素晴らしかったのは、惜しくも負けてしまった他の参加者たちが、「おめでとう!」と心からの拍手を送っていたことです。

勝者を称え、敗者を励ます。まさに「ノーサイド」の精神が会場全体に広がっていました。 参加したお子さんたちの感想ログからも、充実感が伝わってきます。

「普段話さない子とも、ゲームを通じて『ゲームうまいね』と盛り上がれた」

「自分が負けた後も、決勝戦の応援をするのが楽しかった」

賞状をもらえたのが嬉しかった」

好きなことを通じて仲間と繋がり、ルールを守って楽しむ経験は、子どもたちにとって大きな自信となったようです。
「負けて悔しいけれど、相手が強かったと認める」という思考の柔軟さや共通のルールを互いに共有する大切さをそれぞれの活動の中で発見できたのではないでしょうか。

ティーンズでは、様々な体験を通じて「将来」の糧となる機会を提供していきたいと考えています。 ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。


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