発達障害のあるお子様向け キャリアデザイン教育
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2025年9月16日

【支援の質向上イベント】第4回チャンピオンケース大会を実施しました

目次

チャンピオンケース全国大会開催

昨年7月に始まった「チャンピオンケース」は、「支援の醍醐味を共有しながらティーンズの支援の尖りを定義しよう」という目的のもと、支援者同士が学び合う場としてスタートしました。今回で第4回目、丸1年を迎え、節目として全国大会を開催しました。

発表ケースは東京・仙台・神奈川・千葉埼玉の各エリアから選ばれたケースに加え、録画視聴で選ばれたケースも含め、計4つの発表が行われました。 審査員として、利用者の保護者、そして東京大学 先端科学技術研究センター 近藤 武夫 先生にお越しいただきました。

近藤 武夫 先生
発表者①
発表者③
発表者②
発表者④

支援の語りが生む気づき

今回の発表で印象的だった言葉のひとつが「ビッグジャンプ」。ティーンズの外での経験も含めて、お子さんの成長のプロセスを見ていくという視点が、多くの参加者の心に残りました。

支援が上手い方は語りも上手く、アセスメントの整理、支援方針の整え方、本人・保護者の意向の組み込み方など、プレゼン全体に一本の線が通っている印象を受けたという感想もありました。

さらに、審査員として参加してくださった保護者様からの質問は「生の声」として、多くの利用者の思いを代弁するものだと感じました。支援者自身が「自分だけの視点で考えていないか」「今ある情報だけで判断していないか」と問い直す機会にもなり、スタッフ間の連携や意見交換の重要性を改めて実感しました。

近藤先生より

近藤先生からは

4つのケースすべてが非常に素晴らしく、子どもや若者たちの姿が具体的にイメージできる内容だった。チャンピオンになったケースは、ブレずに本人中心の支援を貫き、居場所作りと一歩一歩の前進が丁寧に行われていた点が評価されている

とコメントをいただきました。各ケースにも具体的なコメントをいただき、それぞれの取り組みの意義や工夫が丁寧に評価していただきました。

近藤先生から頂いた意見を基に、今後も支援の現場で感じたこと、学んだことを、次の支援に活かし、支援の質を高めてまいります。

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