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発達障害のある小中高生向け 放課後等デイサービス
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支援事例

個別の発達状況に合わせた支援の事例

発達障害といってもお子様の特性によって支援の方法は様々です。発達障害児向けの支援方法はいくつも開発されていますが、TEENSでは発達障害だけでなく、そのお子様の個性や興味・関心に合わせたアセスメント・サポートを心掛けています。

  • 支援事例1多弁で注意散漫になりがちな小学5年生の女の子
  • 支援事例2曖昧なものの理解が難しい中学2年生の男の子
  • 支援事例3通信制の高校に通う16歳の男の子
  • 支援事例4ひとりでは勉強に取り組めない小学2年生の女の子

支援事例1 多弁で注意散漫になりがちな小学5年生の女の子

  • 診断名:ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)
  • 基本状況
    • 学校では個別支援級に在籍している。同じクラスのお子様にちょっかいを出してしまい、トラブルになりがち。
    • 常に一方的に話をしている状態。言語理解には長けているが、話している人のほうに注目することができない。
    • 学習中は周囲の様子が気になってしまい視線が散りやすい。また、消しゴムを投げて遊ぶなどの不適応行動が見られる。
  • 利用サービス:学習支援を週1回/お仕事体験一般を月2回 利用
  • 利用初期
  • 学習への集中力が低く、多弁な状態。
  • 学習時間と休憩時間のメリハリをつけられるようになる。
    • 座席を壁側に設定し、外部からの刺激を抑える。
    • 気を引くためにふざけてしまうことが多いため、必要外の行動はスルーしつつ適正行動を促す。
  • 1年後
  • 勉強に向かう姿勢は身についてきたが、
    質問・報告が冗長になりがち。
  • 簡潔な報告ができるようになる。
    • 「報告に来ました」など、始めに必ず目的を明示するように指導する。
    • 結論を先に言うこと、相手が話し始めたら一度黙って話を聞くことなどの会話のルールを設け実践していく。
  • 1年半後
  • 定型のやり取りが可能になる。しかし、自由会話の時に一方的に
    話しをしてしまうため、同世代とのやり取りが難しい。
  • 同世代とのやり取りができるようになる。
    • 引き続き、相手が話し始めたら一度黙って話しを聞くなどの会話のルールを徹底していく。
    • 休憩時間のゲームなどを通じて、目的を持って会話ができる機会を設けていく。

支援事例2 曖昧なものの理解が難しい中学2年生の男の子

  • 診断名:ADHD、ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)
  • 基本状況
    • 学校では普通級に在籍している。学習への意欲は高いが、ミスが多く定期試験は赤点ばかり。
    • 抽象理解が難しく、感想を訊かれても「楽しかった」などの定型句しか答えることができない。
    • マイペースで前向き。自分の能力を過大評価してしまう傾向がある。
  • 利用サービス:学習支援を週2回利用
  • 利用初期
  • 意欲的に学習に取り組むことはできているが、
    自己流になっており結果に繋がりにくい。
  • 正答率を上げる。
    • 正誤確認と見直しの習慣がなかったため、丸付けの方法と振り返り方について指導していく。
    • 途中式を書きたがらなかったため、途中式を書いた際のメリットを伝えながら少しずつ習慣づけていく。
  • 3ヶ月後
  • 答えが明確な数学などの成績は伸びてきたが、
    読書感想文などの作文が苦手。
  • 文章を書くことへの拒否感を和らげる。
    • 読書感想文など答えの明確でないものは難易度が高く将来にも結びつきにくい。そのため、興味のある分野の本の要約や関連事項の調べ学習を行う。
  • 1年半後
  • 成績が伸びて自信がついてきたが、
    ハードルが高すぎる将来の展望を話すようになる。
  • 将来に向けて現実的な計画を立てる。
    • 月に1度カウンセリングの機会をもち、本人の将来に関する話をしていく。
    • 「何がしたいのか」「何ができるのか」を確認しながら、複数の進路について想定させる。

支援事例3 通信制高校に通う16歳の男の子

  • 診断名:広汎性発達障害
  • 基本状況
    • 新しいことが苦手で強い不安感がある。小学校・中学校時代にいじめを受けた経験があり他人とのコミュニケーションを拒絶しがち。
    • 一方で趣味の話をしたいという欲求があるが、家族以外に話せる人がいない。
    • 自宅でゲームばかりの日々で昼夜が逆転している。学習についてはほとんど取り組んでいない。
  • 利用サービス:日中支援を週3回利用
  • 利用初期
  • 外出すること自体が苦手で来所が安定しない。
  • 定期的な来所ができるようになる。
    • 余暇の時間を多めに確保し、本人にとってのTEENSを”楽しめる居場所”として機能させる。
    • 課題は量を少なくするなど低めのハードル設定をし、評価される機会を多くもてるようにする。
  • 半年後
  • 安定して通えるようになったが、学習への意欲は低いまま。
  • 中学卒業程度の基礎学力を身に着ける。
    • 学習は無理のないレベルから始め、確実に理解していくようスタッフと一緒に確認していく。
    • できたことに対しては必ず評価をして達成感が得られる取り組みになるようにしていく。
  • 1年半後
  • 学習習慣が身についてきたが、
    自発的な質問・相談ができるまでになった。
  • 自立的に学習に取り組む。
    • 家庭でも自立して学習が行えるよう、1週間の計画立てや振り返りの方法について学んでいく。
    • 明確な目標を定めるために、漢字検定4級合格に向けての学習を始める。

支援事例4 ひとりでは勉強に取り組めない小学2年生の女の子

  • 診断名:LD(計算障害)、ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)
  • 基本状況
    • 学校では週に3日通級を利用している。声量の調整が難しく、手先の不器用さもみられる。
    • 算数障害があり、1桁+1桁の計算から難しい。その他の教科については平均程度にできるが、算数の苦手さから勉強全般に意欲が低い。
    • 学習に取り組む際は周囲に「正解か」という確認をしながらでないと進めることができない。
  • 利用サービス:学習支援を週1回利用
  • 利用初期
  • 算数の不得意さから勉強全般が嫌いになってしまっている。
  • 学習への意欲を高める。
    • 比較的得意な漢字に重点をおいて学習を始める。
    • ハードルの低い確認テストをこまめに行い、達成感を感じられる機会を設けていく。
  • 1ヵ月後
  • 学習への意欲はでてきたものの、大人の付き添いがないと
    算数の問題には取り組むことができない。
  • 自立的に学習に取り組む。
    • コインは扱いが難しかったため、マグネットとホワイトボードを使用して1桁+1桁の問題に取り組ませる。
    • 始めは隣にスタッフがつき、慣れてきたころに徐々に距離をはなし一人で取り組める時間を延ばしていく。
  • 1ヶ月後
  • 数問であれば一人で取り組むことができるようになってきたが、
    助けを求めたい時に大きな声で「きてー!」と叫んでしまう。
  • 適切な援助要請ができる。
    • その場で呼ぶのではなく、直接声をかけにいく習慣づけをしていく。
    • 興奮すると声が大きくなりがちなため、声量を数値化した「声の大きさ表」で視覚化した上で指導していく。

  • 支援事例1多弁で注意散漫になりがちな小学5年生の女の子
  • 支援事例2曖昧なものの理解が難しい中学2年生の男の子
  • 支援事例3通信制の高校に通う16歳の男の子
  • 支援事例4ひとりでは勉強に取り組めない小学校2年生の女の子
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