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紙風船でリフレッシュ!放デイ 休憩時間の子どもの姿③

ティーンズ御茶ノ水 2016年8月25日

 TEENS御茶ノ水の中村です。

 夏休みも残りわずか。宿題片付けDAYの成果もあったのか、宿題を終えて晴れやかな表情を浮かべ、2学期の準備を着々と進めているお子さんも見られるようになってきました。一方、宿題が終わらず焦っているお子さん、新学期を前にして不安になっているお子さんもいらっしゃいます。少しでも楽しい時間を過ごしてほしいとTEENSでは休憩時間も様々な仕掛けをしています。

TEENS御茶ノ水で流行

 TEENS御茶ノ水では新たなグッズ「紙風船」が大人気です。「これなあに?」と初めて目にした様子のお子さんもいましたが、ぽんぽんと上に打ち上げてみせると大半のお子さんが触ってくれています。

それぞれ名前の付けられた紙風船たち。破れては修復し、を繰り返しています。

それぞれ名前の付けられた紙風船たち。破れては修復し、を繰り返しています。

 

 これまでにも休憩時間の子どもの姿を、①腕と足を上手に使ってみよう、②ラジオ体操のブログで伝えしましたが、紙風船は体を動かすだけではありません。

 下に落とさないように連続何回うちあげられるかだけでなく、1人や複数、片手または両手を使うなど色々なルールが考えられます。また、基本的に当たっても痛くないし室内でも遊ぶことができますが、どうすれば周囲に迷惑がかからず安全に遊べるかも考えてもらっています。

 また力や気持ちをコントロールする機会にもなっています。強く打つとすぐに空気が抜けてつぶれてしまうので、適度な加減が必要です。また、盛り上がってテンションが上がりすぎてしまうこともあります。数分前に終了し次の活動に支障が出ないよう気持ちを落ち着ける練習の場にもなっています。

みんな夢中で打ち合っています

みんな夢中で打ち合っています

 

 観客席も重要です。お子さん自身が「僕は(私は)しない。」と選択出来たこと評価しつつ、打ち上げる回数を増やすための戦略を一緒に練ったり、応援をしたりしています。同じ輪の中で「見る」ことも1つの参加方法だと考えています。

 次はどんな仕掛けをするか、お子さん達がどういう表情や行動を見せてくれるかスタッフ自身わくわくしながら考えています。

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