TEENS川崎の飯島です。
コーポレートサイト立ち上げとともにブログもお引越ししました。プロのライターさんがいるわけではないので、引き続き現場のスタッフがゆるゆるアップしていきます…これからもご愛読いただければ嬉しいです。
さてさて本題ですが、今日は夏休みイベント第二弾「語り場・しゃべり場」についてご紹介します。
TEENSでは、基本的に子どもたちの前で”発達障害”という言葉を使いません。なので、通っている子どもたちの半分以上は未告知で、TEENSにも「お仕事を習う塾」「単なる勉強塾」だと思って通っている子が大半です。
中学校高校生くらいになると、診断名こそ聞いていなくても自分の強みや弱みについて話を主治医や親御さんから聞く子も増えてきますが、障害者枠での就職を狙っています!くらいの必要性がなければ、あえて口にすることはありません。
それは告知を受けている子・受けていない子が混在している中での配慮のためでもありますし、そもそもTEENSでは診断名を重視していないため、”発達障害”という言葉で済ませるのではなく、個々人の強み弱みに向き合うことを心掛けているためでもあります。
子どもたちのいるエリアに、”発達障害”の名前がついているものは原則置かない
もちろん、診断について告知を受けており、受容をしている過程のお子さんもいます。
告知はゴールではなくスタートです。自分にはどんな強みがあってそれをどう生かしていくべきなのか、どんな弱みがあってそれをどう解消したり代替したりしていくのか。移り行く環境の中でどんな配慮を求めるのか、求めないのか…。向き合うべき課題は常に発生します。
受容の過程はできるだけ前向きで明るいものであってほしいと思いつつ、目に見えない障害のため、仲間を見つけられないままその道を歩んでいく子どもたちも世の中には少なくありません。
そんなわけで、折角発達障害のある人たちが集まっていることですし、発達障害のことをオープンにしておしゃべりしよう!と思いこの夏、「語り場・しゃべり場」というイベントを企画しました。
実施日は8月20日・8月21日。TEENS利用者だけでなく、利用待機の方にもご参加いただけます。
★語り場: 大学生、社会人という、ちょっと先を行く先輩の体験談を聞けます。TEENSやKaienを卒業したお子さんや訓練生の皆さんから、受験や就活の体験談についてお話を聞きます。
★しゃべり場: 日頃の悩みや将来のことなど、いくつかのテーマの中から興味のあるものを選び、それについて先輩やスタッフも交えておしゃべりをします。
また、お子さんたちが話している裏側では親御さん同士のしゃべり場も開催予定です。
中には重い話もでるかもしれませんが、終わった時には心が軽くなって前向きになれるような、そんな会にしたいと思います。定員までもう少しだけ余裕がありますので、気になる方はぜひ所属拠点・利用希望拠点にお問い合わせください!
来週はお宿TEENS(参照 関連リンク)です!体力が残っていたら、現地からレポートします。