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パートナーシップ制度導入事例:あなたが宝モノ 岸和田沼町教室様

株式会社いのちの木 顧問 奥野泰弘様 、代表 奥野俊美様、進学&就職支援あなたが宝モノ 岸和田沼町教室 教室長 西端みずほ様にお話をお伺いしました。

パートナーシップ制度を導入しようと思ったきっかけはなんですか

2016年に放デイ事業をスタートし、未就学児や小学生を対象にした運動・学習療育を提供してきました。支援を続けていく中で、ご利用者様の将来を意識するようになり「就労に関するサポート」もできないか、と考えるようになりました。そして2019年に中高生を対象にした進学・就職支援の事業所をオープンしたのですが、今まで取り組んできた運動・学習療育とは全く違ったコンセプトだったので、手探りの状態で進めていました。独自で作成したプログラムを療育に用いているのですが、その教材の作成に時間がかかることが課題の一つでした。それに加えてより良い支援をしていきたいという思いもありました。

そのようなとき「就労支援で実績がある」Kaienさんの放デイ事業部TEENSさんの療育プログラムを知り、実際にお話を伺いサービス提供の現場を見学させていただきました。プログラムの内容が中高生の就労を見据えた支援にマッチしていること、またTEENSさんの教材をヒントにすることで課題であった教材作成時間の短縮が可能になることがわかり、導入を決定しました。

事業所の理念などお聞かせください

あなたが宝モノを運営しているのは、株式会社いのちの木です。

一人一人が違う実をつけ、花を咲かせる大きな一つのいのちの木。花の香りや蜜に誘われ、鳥や蝶がやってくる、その楽しそうな鳥のさえずりに いろいろな動物が集まる…
そんな楽しくて力強いみんなの「いのちの木」になりたい、そういう想いを込めて名付けました。

あなたが宝モノという事業所名には
「あなたも私も 光り輝く宝モノを
握りしめて生まれてきました。
ふっと力を緩めて
固く結んだその手を
そっと開いてごらん。
すばらしい宝モノが光を放つよ。」
という想いがこめられています。

ひらがな、漢字、カタカナを使っているのは同じでなくていいんだよ。違っていていいんだよ。という意図があります。

現在のプログラムの活用状況を教えてください

当事業所では「お仕事体験」と「サプリ」を活用しています。

まず「お仕事体験」は、療育プログラムの一つとして週に1回の頻度で提供しています。お仕事体験を導入して4ヶ月経ちましたが、ご利用者様たちが実際に就労した際のイメージがとても浮かぶようになり、今後の支援につなげられるようになりました。また参加されたご利用者様たちは以下のような職場での立ち振る舞いを着実に身に着けることができているので、非常にやりがいを感じています。

  • お仕事体験中は敬語で話すようになった
  • 遅刻をしない、休み時間からの切り替えをすばやくできるなど時間を意識して行動できるようになった
  • 姿勢を正せるようになった

また当事業所では職業体験の一環として、カフェスペースを貸りて保護者様を招き、ご利用者様に接客をしていただくというイベントを実施いたしました。そこまでの練習期間ではお仕事体験プログラムの「カフェ ホール」を使用して接客練習をさせていただきました。イベントの成功を目標に、ご利用者様たちも意欲的に参加し、仕事を身近に感じてくださっていました。

次に「サプリ」は宝モノオリジナルの教材を作成するときのヒントとして活用しています。導入したことで作成にかかる時間が短縮され、より療育に集中できるようになりました。また多くの実績があるKaienさんの教材をヒントにすることで支援に対する自信もつきました。

また、保護者の方からは「お仕事体験を楽しみにしている」というお声をいただいております。また「行渋って毎回遅刻していたけど、お仕事体験で準備ポイントがもらえるから間に合うように行けるようになりました」というお声もいただいております。

今後目指していることはありますか

弊社は、ご利用者様と保護者様の未来を支えるために高等学校卒業までは的確な支援ができていると考えております。

しかしながら、現在はその後のことを手がけることができておりません。これでは片手落ちです。厳しい資本主義の経済社会における就労支援、直接雇用できる事業ををやっていかなければならない使命感を持っております。

そのための最適なパートナーを探していてKaienさんとご縁をいただきました。

今後も引き続き学ばせていただきながら、この地域の保護者様に「いのちの木は、こどもから大人まで切れ目の無い最適な支援をしてくれるので、あきらめすにより良い未来に向かってがんばれます!」と言っていただけるような会社になりたいと考えています。

また、これまでも数多くのモデル企業との情報交換、研修で学ばせていただきました。ここに来て弊社をモデルとして情報交換や視察の依頼が増えてきております。

規模は大きくないが小さくてもキラリと光るモデル企業になって、国内の法人に研修ができるぐらいになりたいと考えています。

夢は大きく、関西国際空港のおひざ元ということで、まずは東南アジアから、そして福祉の先進国である北欧の国々から視察に来ていただけるような企業になりたいと考えています。

コロナ禍や報酬改定、人員要件厳格化など、大変な部分もありますが、ご利用者と保護者様の未来を支えるためにスタッフ一同がんばって参りたいと思います。

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