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発達障害のあるお子様向け キャリアデザイン教育
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~適職をデザインする~発達障害のある子どもの子育てと進路放課後等デイサービスTEENSで保護者会を開催しました

2017年10月22日

TEENSの植木です。本日は10/22(日)に新宿で開催した保護者会の様子についてのご報告です。

今回、大雨の中でしたが全体で70名近い保護者の方にお集まりいただき、TEENS・ガクプロのこの1年の振り返りをしたのちに「~適職をデザインする~発達障害のある子どもの子育てと進路」というテーマで、当社代表の鈴木と教育事業部執行役員の飯島でお話をさせていただきました。

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発達障害の子どもたちの進路と将来を考えるいくつかのポイント

進路を考えていく上で重要なポイントとして今回お伝えしたのは以下の通りです。

  • お子さんが成長していく中で、自分がやりたいこととできることは別物であるという理解を少しずつすすめていくこと
  • ご本人は自己理解を進めながら多様な選択肢に目を向けつつ、保護者の方が見通しを持って導いていくこと

保護者の方には、お子さんの将来に対して希望を持つことと同時に、知っておいてほしい現実問題もあります。企業が求めることとして、年齢での期待値の変化、脆弱性(精神・肉体)、企業規模による難易度、業界の変化の速度、といったことも踏まえてお子さんの適職は見ていく必要があります。

今回の保護者会では本の中で書いたことを広げつつお話をしていただきながら、質疑応答を通して保護者の方のお悩みを相談をしていきました。必ず正解があるわけではないお話ばかりでしたが、判断の際に大切にするべきポイントをお伝えさせていただきました。

詳しくは!ぜひ!こちらをご参照ください 発達障害の子のためのハローワーク

子ども・保護者・スタッフとつくる 発達障害児のための支援サービス

近年、放課後等デイサービスの増加や質の低下が叫ばれており、この4月から法改正が行われ(色々ルールはあるのですが、ものすごく端的に言ってしまうと)資格者でないと支援の現場に入りにくくなります。その他、様々な規制が予想されており今までと同じような形で福祉制度を活用してサービスを提供していくことが難しくなってしまう可能性があります。

当社としてはこの状況をそのまま見守るのではなく、この機会を利用してよりよいサービスの提供を進めていきたいとは考えています。まずはしっかりと、困り感が見えづらい発達障害*のお子さんへ福祉の枠組みの中でサポートしていくことの社会的な価値・成果を示していくこと。次に福祉制度とは別の形で価値あるサービスを提供していく可能性を模索していくこと。良いものをお届けしているという自負はあるため、これまで通り、これまで以上にたくさんの方によりよいサービスをお届けしていきたいと思います。

引き続き保護者の皆様のお力を借りながら頑張ってまいりますので、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

参考

*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます

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