TEENS

発達障害のある小中高生向け 放課後等デイサービス
MENU
HOMEスタッフブログ発達障害の子が新年度をうまく乗り切るための3つの心得

スタッフブログ

2018年4月2日

発達障害の子が新年度をうまく乗り切るための3つの心得TEENSの春期講習 進学・進級準備講座を開催!

TEENSの飯島です。新年度に入りましたね!今回は先日行ったTEENSの春期講習についてご紹介します。

【参考】TEENS 春期講習 | 発達障害のある小中高生のための進学・進級 準備講座

発達障害の子にとって新年度は鬼門?

新学期を目前に、なんだかソワソワされているお子さんも多いのではないでしょうか?

発達障害の子に限らずとも、新しいことが始まる新学期は期待と不安がいりまじって落ち着かなくなるものです。

新学期のイラスト「クラス替え」

発達障害のあるお子さんの中には、先の見通しの立たないことが極端に苦手だったり、慣れていない人とのコミュニケーションが強い負担を感感じやすい傾向の子がいます。そういった場合、”落ち着かない”を通り越して不安感が強くなり、体調に異変をきたしてしまうこともあるかもしれません。

そこで、この春TEENSでは少しでも前向きに新年度を迎えられるよう、「発達障害のある子のための進学・進級準備講座」を実施しました!今回は講座の内容の一部をご紹介します。

進学・進級の不安を和らげよう!事前にできる3つの準備

①自己紹介の練習しよう

新年度の定番、自己紹介。人前で話す、というのが苦手なお子さんは少なくないはず。

何を言うかの「型」を決めて、練習をしましょう。併せて緊張をほぐすための深呼吸の仕方や、美しい姿勢の作り方、他の人の自己紹介を聞くときの態度なども確認できるとよいでしょう。

②友達の作り方を知ろう

友達はほしい、けど知らない人に話しかけるのは苦手…という子のために。

初めて出会った同級生に、話題をふりたいときの鉄板フレーズ(「前何組だった?」「何部?」「どのあたりに住んでるの?」)を知っておけるとよいでしょう。

「相手が悪口を言ってきたら?」というような、実践的な問いかけもできるとよりよいです(学校ならば「注意する!」で◎かもしれませんが、現実的にはそうはいきませんし、発達障害の子の場合そのまま実践してしまう可能性があります。年齢にあわせた処世術を教えてあげましょう)

③1学期の授業の最初の部分だけでも予習しておこう

最初の授業で躓いてしまうと、そのあと取り返すのはなかなか難しいです。逆に、最初の授業で成功するとその後も前向きに学習に向かうことができます。今回TEENSの春期講習では、教材を活用して新学年の履修範囲のさわりだけ予習をしました。

1学期の授業の最初の部分だけで構いません。心と頭の準備運動をして、スタートダッシュを成功させましょう。

【参考】発達障害のある子どものためのオリジナル学習教材

お子さんが不安定になったら?保護者の方に心掛けてほしいこと

今回の春期講習には全部で50名以上の発達障害のある小中高生が参加をしてくれました。

「学校では人前で話せないんです」というお子さんが、みんなの前で自己紹介をしてくれた姿は感動ものです。今回の経験が新学期のよりよいスタートに繋がればとても嬉しいです。

最後に、保護者の皆様へ。

新学期への不安を子どもたちと同じくらい抱えている方もいるかもしれません。理解のある先生が担任になってくれるか、相性の良い子がクラスにいるか…。実際にスタートしてみないとわからないですよね。

もし新学期に入りお子さんのご様子に違和感を感じたら、念のため学校の先生や医師、関係機関の支援者などにご相談ください。大切なのは無理をさせないこと、無理をしないこと、抱え込ませないこと、抱え込まないことです。

18歳以下の日別自殺者数

少しショッキングな数字を出しますが、子どもの自殺者は夏休み明けの9/1が最も多く、次に春休み明け、ゴールデンウイーク明けに増える傾向があると言われています。それくらい新生活は、子どもたちにとって負荷が高いのです。

お子さんが抱えている不安感は、環境を改善したり、ちょっとお休みしてエネルギーを溜めることで解消されるかもしれません。お子さんの不安に対して適切に対応していかれるよう、ぜひ信頼できる第三者と協力をしていってください。

ページトップへ