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ニュースレター2015年7月号 発達障害に理解のある中学・高校合同説明会を開催 Q&A「発達障害の告知はいつすべき」他

  1. 平日夕方の支援を拡充
  2. TEENS主催 「発達障害に理解のある中学・高校合同説明会」を9月開催
  3. 海外メディア 発達障害児関連の注目ニュース
  4. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします

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Decobo通信blank では当社のノウハウをお届けしています。Kindleや冊子で購入できます。

  • 第1号 特集「10代の発達障害」
  • 第2号 特集「発達障害と間違えられやすい症状」
  • 第3号 特集「発達障害者(児)の進路・就職」

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1. 平日夕方の支援を拡充

これまで学習面でのサポートを中心に、同世代のお子様や大人の世代とのコミュニケーション面の支援を行ってきたTEENSの平日夕方のプログラム。より専門的に、より柔軟に対応するため、内容やオペレーションを改善することになりました。

具体的には、学習障害などなかなか理解できない部分を教えるスタッフと生活面を見守るスタッフを分化して専門的に対応できるようにしたり、動画をふんだんに盛り込み個々の学習面の躓きやその解決方法が記録に残るようにしたり、学習だけではなくパソコンやプログラミング、就職面接やそれに関する自己理解の促進のプログラムなども受けられるようにしてまいります。

他の学習塾や放課後等デイサービスとは異なるTEENSらしいサービスを、発達障害に特化し大人の就労支援も行っているKaienだからできるレベルに高めていきたいと思っています。詳しいことはウェブサイトでも徐々にご案内してまいりますし、利用説明会では質問・疑問に答えながら新方式をたっぷりご紹介してまいります。

なお、年内に4か所目の事業所開設を検討していますので、新規に参加されたい親御様のお越しをお待ちしております。

<リンク>

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2. TEENS主催 「発達障害に理解のある中学・高校合同説明会」を9月開催

TEENSでは、かねてより保護者の皆さまから「発達障害の子どもを受け入れてくれる学校を紹介してほしい」というご要望を多数いただいております。つきましては、発達障害について理解のある中学校・高校にお集まりいただき、合同説明会を下記の要領にて開催することとなりました。現在10校以上が参加予定です。TEENSご利用者様以外にもご参加いただけますので、奮ってお申込ください。

<リンク>

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3. 海外メディア 発達障害児関連の注目ニュース

このコーナーでは海外メディアが伝えた子どもの発達障害に関する注目記事をセレクション。解説を交えてお伝えします。今回は『①ADHD治療市場 2019年までの成長予測 世界最速の急拡大は日本市場』、『②偏食があると自閉症スペクトラムの子どもを見る親の目が変わりやすい』の2本です。

①ADHD治療市場 2019年までの成長予測 世界最速の急拡大は日本市場

ADHD Therapeutics Market 2015 Forecast to 2019 by Market Research Store blank

現在米国のADHD治療市場は最大で圧倒的な大きさとのことです。一方で、次なる市場としてこの市場調査で注目されているのが日本市場。診断される人が急増しており、年率15%を超える成長度とのこと。世界でも最も市場の拡大が早いとされています。

米国では2018年までにADHD治療市場は7000億円ほどと予想されているらしく、これは腕時計型など体に装着する端末市場と同じかそれを凌ぐほどとのことです。非常に大きな成長を遂げているのは、子どもだけでなく大人の服用が増えているからという側面が強いそうです。実際米国では大人の服薬が子どもの服薬をすでに超えたという記事も今月見られました。

日本は諸外国に比べても社会からの要求度が行動面・コミュニケーション面で高いのは確か。現場で日々お子さんや大人の支援をしていると、今後も予測以上に伸びていく可能性も否定できないと思われます。

②偏食があると自閉症スペクトラムの子どもを見る親の目が変わりやすい

Picky eating sways parents’ views of children with autism blank

自閉症スペクトラムのお子さんは特定の食べ物を好み、特定の食べ物を嫌がる傾向が強い子がいます。言語、行動、嗜好のこだわりなどの一環と考えられますし、味や匂い、触感(歯ざわり、噛みごたえ)などから嫌がっているのだと思われますが、原因は記事によるとまだはっきりわかっていないということです。

今回の研究では偏食をする自閉症スペクトラムのお子さんと、偏食をしていないお子さんで行動面などで違いがあるかということが調べられました。結果は、関係ない、つまり偏食の有無は行動面などの特徴を左右しないということです。ただ別のことがわかりました。

それは、偏食がある自閉症スペクトラムの子どもを持つ親のほうが、子どものちょっとした言動を気にするということです。たしかに食事におけるマナーは家族が最も長い時間、定期的にお互いに顔を合わせる場ともいえますし、そこでの仕草は家の中でも外でも様々に解釈をされてしまう可能性が高いと思います。また親としてきちんと食べさせて健康になってほしいという思いが無意識のうちに働き、偏食があるお子さんの子育てのほうがストレスを感じるという今回の研究は納得がいくところです。

ニュースレターではご案内しませんでしたが、以前「ADHDのお子さんの肥満率が高い」という記事・研究がありました。自閉症スペクトラム・ADHDを発達障害でひとくくりに考えると、お子さんの食事について他の親以上に気を使う必要があるのかもしれません。確かに親として最も気になる部分かもしれませんが、目につきすぎている可能性があるという意識は持ったほうが良いのだとこの記事を読んで感じました。

 

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4. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします

代表取締役の鈴木です。ニュースレターの登録時や説明会の申込みフォームなどでお寄せいただいたご質問、ご意見にTEENSスタッフ飯島と鈴木がお答えします。

Q1. 告知について、いつ行うか迷っています。適切な頃合いを教えてください。

飯島. 一般的によく言われるのは、15歳です。医療行為の意思決定を尊重される基準の年齢が15歳であるためです(こちらはアメリカ小児学会が定めた基準で、実際に日本では病院によって異なるようですが)。 次によく言われるのが、中学校に上がる際です。支援を受けられる学校に進学したり、通級を利用始めるにあたり、、、というタイミングです。そしてもう一つは、こちらは曖昧ですが、「ご本人が違和感を覚えたら」です。小学生でも支援級や通級を利用したり、同年代のお子様と関わる中で「自分は他の人と違う」と感じ始めるお子様もいます。そういった疑問が生じた場合は、ご本人が理解や受容ができそうな状況であれば、年齢に関わらず説明をしてあげられるとよいかと思います。いずれにしても、「本人の状況による」ということが大前提になりますので、一般論はあまり気にせず、あくまでご本人が受け入れられる成長段階に達したら、必要に応じて告知ができるとよいでしょう。

Q2. 小学4年の時に、こだわりが極端に強くなったため、WISC検査を受けました。 正式な診断名を戴いたわけではないですが、IQが凄く高い部分と低い部分を兼ね備えていると知りました。小学校まではど真ん中の成績をなんとか維持しておりましたが、中学に進学した途端、成績がガクンとダウンしたので、焦って個別指導塾に入ったりもしましたが、頑張っているだけの成果が表れず、2年生になってから、個別指導の方は英語だけ残し、数学は発達障害児に対応できるLeafという塾に変更しました。 いろいろネットを調べていたら、偶然TEENSの学習支援のサイトを発見し、費用面でも活動面でも、凄く興味を持ったので、一度お話を伺ってみたいなと思い、申込みを致しました。

鈴木. 発達障害のあるお子さんは、一生懸命頑張っていても、やはり成績は下降する可能性が高いです。小学校までは追いつけると思いますが、中学校になると記憶だけに頼る勉強法では通用しなくなるからです。詳しくはひと月ほど前に長文のブログ記事を書きましたのでご覧ください。ご質問を拝読すると、親御さんが成績にこだわれる理由が少し気になりました。もちろん成績を上げるのはだれも反対しないと思いますが、何のために成績を上げるかをご家族もご本人も理解されるとよいと思います。成績がある程度低くても最終的によい就職先に結び付けばよいのであれば、中学生の段階でお子さんを勉強面でプッシュしなくても、人間として成長することを目的に時間とお金を投資をされたほうが良いのではないかと思いました。なお、Leafのサービス内容や質に関しては本当に様々にお話を伺います。彼らはあくまで民間の学習塾であり、当社は放課後等デイという福祉サービスですが、同業者・同種のサービス。なのでまっすぐにはお伝えしにくいのですが、言えることは「現場のスタッフは一生懸命頑張っているのだろうにな」という印象です。

Q3. 高校生の子供がいますが、TEENSのHPを見て、8月の夏休みに体験させて頂きたいと考え申込ませて頂きました。普通高校へは行っていますが、凸凹がありの子供なので、今後の事も考え、進路の参考にしていけたらと思います。

飯島. 高校卒業後の進路は、その後の人生に大きく影響します。将来像を具体的に描き、ご本人の希望や能力を踏まえたうえでの選択が必要となりますので、専門家を交えながら検討ができるとよいかと思います。現在、発達障害のある学生の支援を進めている大学も増えており、選択できる進路の幅は増えつつある状況です。TEENSでも進路の相談をお受けしていますが、高卒後すぐの就職を狙うのか、就労移行支援を利用するのか、専門学校・大学へ進学するのか、いずれにしても(1)無理のない進路選択であること、(2)ご本人が納得していること、の二点を重視しています。

Q4. 現在、中3の息子がいます。今後の進路の参考に出来たらと思い、参加希望致します。

飯島. 小学校・中学校と異なり、高校以降は特別支援学級や通級がなくなります。一般校で発達障害のあるお子様の専門的な指導を行っている学校はまだ少なく、一般校に進学するのか、特別支援学校やチャレンジスクールに行くのか、選択肢によって受けられる支援や環境が大きく異なります。そのためQ2同様、ご本人が納得している無理のない進路選択が望まれるでしょう。一方で、近年では発達障害の専門的な指導を行っている、とまではいかなくとも、発達凸凹のある生徒に対して可能な限り細やかな対応をしようと尽力されている学校は増えています。そんな、発達障害に対して理解のある中学・高校にお集まりいただき9月6日(日)に合同学校説明会を開催予定です。こちらはTEENS利用者様以外にもご参加頂けますので、下記URLより詳細をご確認いただき、奮ってご参加ください。

Q5. 幼児の頃から、通院、診断と投薬を受けていますが、在住の行政では支援許可証がもらえません。 その場合は、どうしたら、参加できるのでしょうか。

飯島.TEENSのような放課後等デイサービスを利用するには、「障害福祉サービス受給者証(以下受給者証)」が必要になります。こちらはお住まいの自治体に申請をすると発行されるもので、療育手帳とは異なり知的に障害がなくても取得が可能です。基準は自治体によって異なりますが、診断結果や通級・支援級の利用実績などで判断されます。投薬が必要なほどの診断状況であれば、基本的には受給者証の取得は可能なはずです。しかし、行政の窓口の担当者によって対応が異なる、という場合はございますので、別の担当者あるいは相談支援事業所へ一度ご相談に行かれることをお勧めいたします。

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