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支援事例

個別の発達状況に合わせた支援の事例

発達障害児のコミュニケーション・社会性向上としてはSST(ソーシャルスキルトレーニング)が有名です。TEENSではお仕事体験をする中で、職業技能だけではなく、生活していくための対人力を高めることを目的にしています。

  • 支援事例1同年代とのやりとりが難しい小学6年生の女の子
  • 支援事例2時間管理が苦手な中学3年生の男の子
  • 支援事例3社会に出るという自覚のない高校2年生の男の子
  • 支援事例4自発的な発信が苦手な小学3年生の女の子

支援事例1 同年代とのやりとりが難しい小学6年生の女の子

  • 診断名:ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)
  • 基本状況
    • 学校では普通級に在籍している。思ったことをそのまま口にしてしまい、友人間でトラブルになりがち。
    • 理解力があり作業もてきぱきとこなせる。一方で全てを自分ひとりでやろうとしてしまうためチーム内で連携しての作業ができない。
  • 利用サービス:専門コース(ユーザー)を月2回利用
  • 利用初期
  • 全てを自分で進めようとするため、
    チームメイトとうまくいかない。
  • チームワークを知る
    • 資料はチームメイトも見やすい位置に置くなどの、基本的な振る舞いを教える。
    • タスクを分担してから進めさせる。その方が早く終わるという実感を与え、できた際にはポイントを付与する。
  • 半年後
  • チームメイトとの分担はできるようになったが、
    相手を見下したような発言が目立つ
  • 社会での適切な振る舞い方を身に着ける
    • どういう言葉が自分の印象を良くし悪くするのか、具体的に教えていく。
    • ”思ってもよいが口と態度に出さない”というルールを設定し、個別フィードバックを実施する。

支援事例2 時間管理が苦手な中学3年生の男の子

  • 診断名:ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)、ADHD(注意欠如多動性障害)
  • 基本状況
    • 学校では普通級に在籍しながら通級を利用している。友人関係は良好。
    • 細かい部分にこだわってしまい、学校の課題などを終わらせられないことが多い。
    • 不安症で、誰にも相談できずにひとりで悩みこんでしまいがち。
  • 利用サービス:一般コースを月2回利用
  • 利用初期
  • 細かい部分にこだわってしまい
    時間内に仕事を終わらせることができない
  • 時間意識を身に着ける
    • 作業を始める前にどの順番で取り組めがよいかを書き出して視覚化する。また、タイマーを使いながら取り組ませる。
    • 不明点はすぐに確認をとること、時間内に終わらせること自体が大切な仕事であること、などの意識を伝えていく。
  • 3ヶ月後
  • 時間意識は身についてきたが、
    間に合わない場合に極度に不安になる
  • タスクをこなせない場合の振る舞い方を知る
    • 間に合わなさそうな場合はひとりで悩まずに、できるだけに早めに上司へ進捗状況を報告し指示を仰ぐよう指導する。
    • 振り返りの場面で指示を仰げたことを評価した上で、どのようにしていたら間に合っていたかをフィードバックする。

支援事例3 社会に出るという自覚のない高校2年生の男の子

  • 診断名:広汎性発達障害
  • 基本状況
    • 私立の普通科に通っている。勉強は嫌いで成績は悪いが、友人関係は良好。
    • 課題としてだされたことに取り組めない。また目上に対して敬語で話すなど、社会性のある振る舞いが身についていない。
    • 働くという意識がなく「将来はニートになる」と公言している。
  • 利用サービス:専門コース(クリエイティブ)を月2回利用
  • 利用初期
  • 自分が社会に出るという意識がなく
    好きなこと以外は無気力な状態
  • はたらく意識を身に着ける
    • 興味の強いPCゲームの作成をお仕事とする。
    • 「人の話を聞く」「上司には敬語を使う」「分からないことがあれば質問をする」という最低限ルールを守ることをハードルとして設け、できた際にはポイントを付与する。
  • 1年後
  • 専門知識が身についてきたことで意欲があがってきたが
    報告や質問は人任せにしてしまう
  • 主体的に仕事に取り組む
    • 年下のお子さんとチームを組ませ、リーダー役を任せる。
    • リーダーとして行わなければならないことを明示する。スタッフが補助しながら部分的にでも取り組ませ、徐々に自立的に行動させていく。

支援事例4 自発的な発信が苦手な小学3年生の女の子

  • 診断名:ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)
  • 基本状況
    • 学校では支援級に在籍しており、仲の良い友達が数名いる。
    • 周囲の大人に困った時に援助要請をしたり、集団の中で発信することが苦手。
    • 強い意志があり、親しい相手には饒舌に話をすることもある。
  • 利用サービス:学習支援を週1回、プレティーンズを月2回 利用
  • 利用初期
  • 分からないことがあっても質問ができない。
    また、集団の中では発信ができない。
  • 質問・発信ができるようになる(1)
    • 困っている様子が窺えた際には「何がありましたか」とスタッフから質問を促すような声掛けをしていく。
    • 集団の中で発信を求める際には、「今日は何曜日か」といったような答えが明確な質問をする。
  • 1ヶ月後
  • 声掛けがあれば質問ができるようになる。
    また、集団の中では答えが明確な質問であれば
    答えることができるようになる。
  • 質問・発信ができるようになる(2)
    • 困っている様子が窺えた際には隣に立って質問してくるのを待つなど、間接的な促しをしていく。
    • 2択の中から選ばせるなどの方法で、本人の考えを表明する機会をもたせる。

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