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HOME診断別・年齢別の特徴まとめADHD(注意欠如多動性障害)

ADHD(注意欠如多動性障害)

子どものADHD(注意欠如多動性障害)についての解説ページです。大人のADHDについては当社大人向けサービスのウェブサイトリンク をご覧ください。

【ADHDの生徒におすすめの学校は?】発達障害のある生徒のための進路相談・学校説明会を開催

ADHD 主な特徴 チェックリスト

ADHD

  • 好奇心旺盛。注意が散りやすく忘れ物がが多く片付けができない。
  • おっとりしている。ぼーっとして話を聞いていないようにみられる。
  • 活発で元気。着席は苦手で落ち着きがない。
  • 行動力がある。衝動性が抑えられず、突発的な行動が多い。

ADHD(注意欠如多動性障害)はその名の通り不注意さや多動性、衝動性が特徴とされます。特に幼少時は身体の多動性もありますが、年齢が高くなるにつれて頭の多動性が課題になりがちです。男性と女性の出方も違うことが多めです。抽象的に説明すると、気持ち・注意・関心・行動の自律的な制御が苦手なタイプとなります。

ここがポイント

①”不注意”タイプ と ”多動・衝動”タイプ

不注意さが強くでる人、多動性が強くでる人、その両方がでる人など、同じくADHDと診断されたとしてもそのタイプは様々です。(以前は不注意優勢型と多動衝動性優勢型、混合型という分類分けがされていましたが、現在は廃止されています)

一般的には女性に不注意傾向の方が、男性に多動傾向の方が多いとされています。このため、物忘れなどはひどいものの、多動性はなくむしろおっとりしたタイプというのも十分にあり得ます。

また年齢によってタイプが変わっていく可能性もあります。特に不注意が強くでるタイプは幼少期に気づかれず、大人になってから診断を受ける場合もあります。

②感情のコントロールが難しい

ADHDの衝動性が強いタイプは、気持ちのコントロールが特に苦手です。叱れば直ちに改善されるという類のものではありません。まずは気持ちを落ち着かせ、冷静になってからなぜ気持ちが高ぶってしまったのか、どうしたらそのようにならないかを、周囲の大人が一緒になってご本人に考えさせる必要があります。甘やかすのではなく、適切な対応が必要というわけです。

感情のコントロールの練習をする際にはマイナスの感情(怒りや悲しみ)からではなくプラスの感情(喜びや楽しみ)から練習していくとよいでしょう。どんな感情でも、トレーニング次第では自分の力で興奮状態から落ちつくことができる、という実感を得ることが有効です。

また、適切な対応がとられていれば衝動性は年齢とともに落ち着いていく場合が多いことがわかっています。周囲の大人たちが寛容に見守りつつ根気よく指導を続けてあげることが重要です。

③コンサータとストラテラ 2つの薬が認可

ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)やLD(学習障害)などの他の発達障害の特徴と異なり、ADHDには薬が開発され、日本ではそのうち2種類が認可されています。ヤンセンファーマ社のコンサータと、イーライリリー社のストラテラです。

薬は医師のみが処方でき、また副作用の恐れもありますので、当社が安易にお勧めできるものではありません。しかし、科学的に認可された薬であり、生活の質が改善する可能性が高いのであれば、その副作用を考慮に入れたうえで、前向きに検討してもよいと考えています。ただしADHDの傾向がすべて瞬時に消え去るものではなく緩和する程度ですので、安易に服用したり、即効性を期待したりすることはお勧めしません。

コンサータは中枢神経を刺激して注意・集中力を維持するタイプであり、(処方されている方の感想では)効果が比較的短期間で感じられる方が多いようです。ただし中枢神経を刺激するということから副作用を懸念される方は多く、週1回程度は薬を使わない安静の日を設けている方が多数いらっしゃいます。コンサータは濫用を防ぐ目的で、処方する医師側にも登録が必要となっていて、流通が管理されています。

一方でストラテラは前頭葉に効くことで、注意・集中力を維持させるタイプです。薬価が高いため金銭的な負担が多くなりがちですが、コンサータとは違い中枢神経に効くタイプではないため、比較的服用に抵抗が少ない方が多いと思われます。徐々に服用量を増やしていくことが求められていて、じわじわと効果を感じる方が多いようですし、また薬をお休みする日は設けず、日々服用することが求められます。

ADHDの治療薬は周囲は変化を感じるものの、本人は変化を感じないために、服用を止めてしまったり、あるいは服用しないと集中ができないのではないかと、かえって不安になり薬を飲み続けている場合もあり、継続的に医師に相談しながら服用のタイミングや量を決めていくことが必須となります。

このほか「子どもの発達障害」に関連する様々な具体的な制度・支援策をまとめています。それぞれのページをご確認下さい。

  • 発達障害の割合については国内外のデータをまとめた統計データのページをご覧ください。
  • 発達障害児に関係する福祉制度(障害者手帳・受給者証)についてまとめています。
  • TEENSの対象年齢である、小学生中学生高校生の発達障害児に見られやすい特徴や、成長段階に応じての変化・対応などをお伝えします。
  • また乳幼児期についてや大学生の発達障害についてもまとめています。大人の発達障害については当社の就労移行支援・ガクプロについてのウェブサイトをご覧ください。
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